竜導はアトルの連れてきた馬が変じた妖夷とふたたび対峙する。だが、雲七を自らが殺めたという事実を思い出してしまった竜導は心に迷いを生じ、漢神を取り出すことが出来ない。そんな彼に雲七は、自分から漢神を取り出すように告げる……
あっ、今回は宰蔵、下に巫女装束着込んでた。なんで前回と違うのだ?
いつもとは反対に前半で戦闘、後半でドラマという構成なので、かなりスピード感のある話運びでした――が、その代わりにどうも心情が描き切れていない気がしました。何故アトルはケツアルを伴うことになったのか、とか雲七に関する成り行きが唐突で、終盤の流れにカタルシスを欠いた印象です。まあ、こんな中途半端なところで締め括りをしても仕方ないのですけど、にしてもなあ。
1年あるからと言って、語れる尺に限度のあるアニメーションだというのに設定を詰め込みすぎているのが纏まりの悪さの原因と思われます。加えてアトルを匿う場所と雲七のその後に御都合主義を感じつつも、アトルの衣装は可愛かったしまあこれはこれでありかと頷きとりあえず次回も観る。
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