新堂家の死神を倒したはいいが、その不幸を背負う形になって、アパートは失い口座も消滅、路頭に迷う羽目に。ようこは啓太に黙ってアルバイトに臨むが、不幸の余波かまともに仕事も決まらない。そんななか、川平の本家に封印された“宿敵”が、覚醒の兆しを見せていた……
……ああ、先週指摘したアレは仕込みだったのか。どちらにしても題名に偽りあり、という点に違いはない気がしますが、まあ良かろう。ともあれ、前回で大きな山を越えたので、気持ちの仕切り直しをするエピソード、といったところでしょうか。相変わらずようこが何故啓太を選んだのかは解らず仕舞いなんですが。
今回もっと謎なのはカッパです。あれは何。あれは前振りか? ほとんど本筋に関わらず、それ故にいい具合に緩さを齎していて、個人的には嫌いではないのですが、理解は出来ない。だから何なんだ。
作画のほうはなかなか健闘している回であった、と思うのですが、なまじ力の入ったオープニングを思い出させるようこの衣装や佇まいなどを描いてしまったために、却ってその意図的な力の抜き具合が歴然としてしまって、遜色を感じさせたきらいがあります。啓太側の描写はあの脱力ぶりでいいのですが、ようこ側、とりわけクライマックス前後ぐらいは少し力を籠めて欲しかったところ。
コメント
こんな看板に偽りありアニメを放送するなと、局に油揚げを送りつけてもいいでしょうか。
いきなりだと訴えられますので、予め一報してから送ることをお薦めします。