故あって、父の友人数人が家に見えた。おひとりは数年前までよく来られていたのですが、近頃ご無沙汰だったために、私が年に百前後の映画を観るようになっていたことを知らず、話をしたら驚かれて、そのあとある組織のことを教えてくださった。
日本映画テレビ技術協会というその組織、読んで字のごとく映像技術に関する会報を発行したり研究会を開催しているかなり歴史のある団体で、基本的には法人・個人で映画・テレビ業界に従事している人が会員になっているのですが、興味のある一般人や学生も規定の入会金・年会費を払えば準会員資格を得ることが出来る。この会員証があると、指定された映画館でシニア料金つまり1000円で映画が鑑賞できるのですが――都内にある映画館の多くが名前を連ねている!
シネコンではあまり適用されていないようですが、銀座・池袋・渋谷(含む恵比寿)の劇場はほとんど網羅している。入会費2000円+年会費12000円+会員証制作費500円というのはいささか値が張るように見えますが、よくよく考えるとこの程度の金額は一ヶ月の映画鑑賞費にも満たず、それで一年通してほとんどの劇場で1000円で観られるならトータルではずっと安く上がる。なんでもっと早く教えてくれないんだー、と久し振りにお会いした人を理不尽に責めつつ、早速入会申込書をダウンロードしました。でも申込みは月末かなー。
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