入院前の映画鑑賞。

 ――というわけで明日から、たぶん1週間は映画館詣でが出来ません。先週、足を運びそこなったこともあり、今日までに行かないと、第2回新・午前十時の映画祭のいまのコマにかかっている作品を観逃すことになる……まあ、実際には、年末に六本木ヒルズでもかかる予定でしたから、なんとかフォローは出来たんですが、可能な限りは日本橋で観ておきたいので、午前中に急ぎ外出。自転車を漕いでいる途中で、病院から入院について確認の連絡が入りましたが、午後に改めてもらうことに。きのう行ければ良かったんですけどね。

 今期の上映作品は、ポール・ニューマンロバート・レッドフォード主演、ジョージ・ロイ・ヒル監督という『明日に向って撃て!』のスタッフとキャストが再結集、ギャング相手の大掛かりな“罠”を軽快に描いたコン・ゲーム映画の傑作スティング』(ユニヴァーサル映画=CIC[配給])

 ゆうべ睡眠が足りなかったようで、観ているあいだちょっと眠かったんですが、それでも面白いのは変わらず。この作品の巧いところは、登場人物に対する仕掛けが、そのまま観る立場からの驚きにも繋がっている点でもある、と不意に気づきました。あんまり詳しく書きづらいんですが、いま観てもまったく色褪せていないので、まだ知らない、というひとは観ておいたほうがいいと思う、ほんとに。

 これでどうやら心残りは払拭しました――このところバタバタしていて映画館に行けず、宿題も多々残ってはいるんですけど、いちばん気になっている奴は眼が恢復してから観たほーがいいですし、これでいいのだ。

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