現在21日深夜ですが、この記事も日付を戻って記しております。今年2度目の、新耳袋トークライブです。
夏が近づくと宣伝が多い、こと近年は入稿時期の都合もあるので、この夏の木原浩勝氏の著作はもうほぼ仕上がりつつある、という状況なので、序盤は宣伝がちょっと長め。ちょっと特殊なものの宣伝もありましたが、お陰で常連でも聞いたことがないエピソードが木原氏の口から出て来たのでなかなかお得でした。
怪談のほうも、脱稿直後なのでなかなかに潤沢。まず長尺のエピソードを披露し、休憩を挟んでもうひとつ長めの話を木原氏が出そうとすると、木原氏に請われて聞き手として壇上にいた方が「短い話を後回しにすると、そのまま後日になることが多いので、先に話したほうがいいですよ」と実際常連なら感じていることを代弁してくれたので、短い尺の話も多めに披露してくれました。聞くだけでもなかなか豊作ですが、どうやら今年の『九十九怪談 第七夜』はなかなか期待してよさそうです。どれがまずいのかは解りませんが、久々にそうとうな数の怪事が木原氏を見舞ったようなので。
コメント