レンタルDVD鑑賞日記その228。

 今日観た作品に触れる前に、能書きを垂れます。

 映画感想はすぐに確認しやすいよう、鑑賞した順番での一覧のほかに、50音順に並べた一覧をホームページにアップしています。そこで、数年前からずっと気になっていたことがひとつありました。

“ぬ”の項に、作品がひとつも入らない。

 それ故に、この作品を鑑賞したわけです。

 あくまでもタイトルで選んだ、とは言い条、まったく理由がないわけではない。監督の千葉誠治は最近『エイリアンVSニンジャ』や『女忍 KUNOICHI』などアクション作品で注目されていた人だ、ということぐらい知っていましたし、いちど観てみてもいいかも、とは思っていた。

 これが、思いの外面白かったのです。話自体は単純、予算もそうとう限られていたであろうことは画面から滲み出ているのですが、アクション・シーンが予想以上に見応えがある。動きは激しくのですがカメラの動きが考えられていて混乱はしませんし、攻撃の内容にもちゃんと配慮があって、締め括りは痛快。突出した部分はありませんが、予算もロケーションも人材も限られている中でたいへん健闘している佳作だと思います。必見とは言いませんが、観て損はない。尺も70分と短めだし。市場には既になく、レンタルショップでも、私の訪れるTSUTAYAのうち1軒にしかない、という有様ですが、機会があればご覧ください。

 と、いうわけで、まとまった感想はまた数日後になりますが、何とか“ぬ”の項に作品を入れられそうです……しかし1本では寂しいので、後日、これを理由にあとひとつかふたつぐらい観てみるつもり。今になって、いいタイトルがあったのを思い出したので、それがレンタル店で見つかればいいんですが。

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