週末なので映画鑑賞。依然としてバイクが戻っていないので、今日も自転車にて西新井へ。慣れるとそんなに苦でもないので、運動不足解消も兼ねて、バイクが復活してもときどきやろうかしら、などと考える……しかしあとの消耗も大きいですから、体調も考慮しないと。
本日の作品は、テレビドラマ放送開始から10周年を記念して登場した、人気ミステリー・ドラマ劇場版第3作『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(東宝・配給)。
舞台の名前が“万練村”、という時点である意味解っていた通り、まさに素晴らしきマンネリ。舞台の田舎くささも登場人物の胡散臭さも小ネタもいつも通り、でもそこが愉しい。トリックが大味で後始末が雑すぎるのは難ですが、その仕掛けと絡めて描かれるドラマの複雑な余韻も実にこのシリーズらしい。ミステリとしてもうひとつ練り込みが足りないのは残念ながら、ファンの期待を裏切らない、という意味では完璧な出来でした。『警部補 矢部謙三』や近々放送の新作スペシャルなどは無論のこと、過去の作品ともリンクしたネタも嬉しい。
鑑賞後は久々に行きつけの蕎麦屋へ。食事のあと、帰り際に女将さんに「そろそろバイクで走るの気持ちいい季節になったでしょ」と話しかけられ、事情を打ち明けると驚かれました……実のところ、バイクならほとんどすぐの距離なのですが、自転車だとやっぱり20分以上かかるので、来るのはそこそこ大変です。行こうとして行けない距離じゃない、でも食べ終わっても移動で食べた分のエネルギーをあっさり消耗している気がします。
帰宅後しばらくして、修理工場から連絡がありました。
……どうやら私の愛車、もう駄目のようです。しばらくエンジンが動いていたので試しに乗ってみたものの、ある程度熱くなるとまた止まってしまう。なんとなく原因は特定できましたが、そこを修理すると結構な額が必要になる、ということでした。そのうえ、直したところで、あちこちガタが来ているので、いつ別の箇所が駄目になるかも解らない。
まあ、15年も乗っていたバイクですから、仕方ないでしょう。ずいぶん丁寧に調べていただいたお礼も含めて、次のバイクはその修理工場経由で購入するとして、問題は現在のバイクの処分。うちで購入してもらえるなら、事務処理の手数料だけで済ませます、と言ってもらいましたが、とりあえず駄目元で、TVCMもしている某買取業者に査定をしてもらうことにしました。頭金の助けになれば良し、最悪引き取ってもらえるだけでも御の字だし。
そんなこんなで、近々バイクを新調することになりそうです……が、諸々まとまるまで、行けるところは自転車で出かける生活を続けるしかなさそう。
コメント