今日は17日だから。

 今週は出かけようとするたびにケチがついたためにけっきょく平日は何も観られず、1週間ぶりの劇場詣でです。

 当初はあの3D映画を初日から鑑賞しようと思っていましたが、行きつけの西新井には普段の移動手段であるバイクがなく、電車で行くのは何となく釈然としないし、使い慣れていないので初回に間に合わない可能性が高い。六本木でも上映していますが、こちらは先行予約でかなり席が捌けていて、到着した時点で売り切れているかも知れない。ヤキモキするぐらいなら、そちらは別の日に回して、第2候補に考えていた作品を観ることにしました。

 訪れたのは日比谷、今年に入って初めてのTOHOシネマズシャンテ。鑑賞したのは、今年度アカデミー賞3部門にノミネートされた、女子高生が年上の男性との恋を通して学んだことを描いた17歳の肖像』(Sony Pictures Entertainment・配給)。封切りを今日にしたのは17日だからでしょうか。

 22歳にして16歳を演じる……というのは日本人の感覚からするとそんなに奇異ではありませんが、それでもキャリー・マリガンという女優のハマりっぷりは確かに素晴らしい。本質的にはけっこう苦い話ですが、ユーモアも交えた軽快なタッチで、手触りも余韻も爽快。1960年代ロンドンの空気をしっかりと感じさせながら、誰しも共感してしまうような、良質の青春映画でした。

 鑑賞後、あるチケットを購入するためにローソンで待機していたのですが、発売の仕方を勘違いしていて空振り……ネットで抽選に登録するシステムだったのね。

 まだ作業が詰まっているので、家に帰って軽く寝よう、と思ったら、なんと4時間近く寝てしまいました……考えてみれば今週はトラブル続きで疲労困憊でした。そりゃ起きられないわね……。

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