けっこうギリギリまで、観に行く作品を決めかねてました。観たい映画はあるけど、なんか全部時間も場所も私には半端だったのです。気乗りする場所と時間、そして作品が合致するのを探した結果、ユナイテッド・シネマ豊洲へ行くことに。そろそろバイクに乗りたい気分だったので、その意味でもちょうどいい。
……まさか雨が降るなんて思ってなかったよ。
金曜の午前中くらいに予報を見たときは、都内は曇りていどで雨のマークはついてなかった記憶があるんですが、朝起きてみたら怪しくどんよりとした空模様。天気予報のアプリを確認したら、夜のあいだに雪まで降ってたことになってる。それでも、怪しいていどで留まってくれることを願ってバイクで出るつもりでしたが、いざ準備を済ませたら降ってくるんだもの。しぶしぶ電車で移動しました。
鑑賞したのは、NHKの人気自然ドキュメンタリー番組の劇場版第2作、最新の説をもとに、研究者たちが夢想した恐竜の姿、生態をCGにて再現した『恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』(ユナイテッド・シネマ配給)。
映画の出来よりも純粋に、近年の見解である“羽毛の生えた恐竜”が動くさまを観たい、というのを目当てに鑑賞しました。ティラノサウルスとかトリケラトプスみたいな、私の幼少時も知られている恐竜は、それこそ毛が生えたていどで見た目に大きな違いは感じなかったのですが、それ以外の、聞いたことのない恐竜たちの姿に驚きます。だって、ほぼほぼ鳥なんだもの。実際、近年の説では鳥が恐竜の子孫と言われていて、飛べる恐竜こそ限られてますが、バカでかいダチョウみたいなのがたくさんいるみたいな世界……ただ、専門家の見解では、ダチョウほどおバカではないみたいですが。
あくまで現段階での解釈を映像化したもので、映画としてはそんなに出来はよくないです。ドキュメンタリー作品が陥りがちな、「筋が組めず退屈になる」という弱点があからさまに出てしまってて、終盤はちょっと眠たかった。ただ、私よりも更に純粋な興味を恐竜に抱くお子様とかはたぶん楽しめます。実際、私以外の観客はほとんど子連れでした。
鑑賞後はいつものように、劇場と同じフロアのラーメン店で昼食を摂ってから帰宅。ららぽーと豊洲の建物を出ると、曇っているけれど雨粒が落ちる様子はなし……けっきょく家から駅まで移動するくらいの時間にぱらぱら降っただけでした。これならバイクで出かけてもよかった……か?
コメント
[…] ナレーション:田辺誠一、大塚寧々、龍田直樹 / 制作:NHKエンタープライズ / 製作、配給&宣伝:ユナイテッド・シネマ 2020年日本作品 / 上映時間:1時間30分 2020年2月21日日本公開 公式サイト : https://kyouryu-darwin.com/ ユナイテッド・シネマ豊洲にて初見(2020/03/07) […]