ちょっと薬が効きすぎた（文字通り）。

　本日は１ヶ月にいちど、在宅透析を管理しているクリニックを訪ねての定期検診です。
　先週提出した血液の検査結果はかなり良好。施設透析時は気懸かりだった数値がほぼほぼ改善されて安定している。自宅にて透析を行う際のトラブルも激減しているので、理想通りに進行している、と言っていい。
　しかし唯一気になるのは血圧です。透析を実施すると下がるのですが、その直前が常にかなり高い傾向にある。最終的に抑えられていればいい、とはいえ、血圧の乱高下は眼底出血を引き起こす要因でもあり、出来ればもっと低い方がいい。
　そこで、処方されている血圧の薬をひとつ変更した。服用するタイミングは前と同じで、従来の薬よりも効果が強い、とのこと。私は診察で薬を処方されるたび、次の診察日いっぱいまでの薬を整理しておくので、今夜の分は既に用意してありましたが、血圧の薬だけ入れ換えて、きょうの夕食から服用してみた。

　透析開始40分で血圧が爆下がりしました。

　食後間もない透析開始前は相変わらず高止まりしていたものの、透析開始後に行う測定で早くも降下の兆しがあり、40分ほど経過して気分が悪くなってきた。念のために改めて血圧を測ってみたら、上の血圧が80ぐらい下がってる。再度測り直すと、またちょっと上がってきましたが、最近の血圧と比較するとあからさまなレベルで低い。
　きょうの診察で、設定されているドライウェイトより１キロくらい余分に残しても問題ない、と言われていたため、はじめから除水量は少なめにしていたのですが、その予定を更に早めて透析を終えました。
　このレベルで効きすぎると、却って弊害がありそうな気がします。明日いっぱい様子をみて、しんどいようなら担当医に相談してみることにします。処方では朝夕２回服用ですが、この効き方だと１日１回でいいような気がする――気がするからと言って勝手に用量を変えるのは厳禁です。
　血圧の低下が大きすぎていささか消耗気味ゆえ、透析中に片付けるつもりだった映画感想は終わりまで辿り着けず。まだボーッとしているので、きょうは早めに休みます……。