『モップガール』EP:5

 桃子の勤務する会社リトル・エンジェルスの社長・東には、幼馴染みであり同業者として長年のライヴァルでもある大津という男がいる。だがその大津が撲殺され、第一容疑者として東が任意同行を求められた。途端に葬儀依頼のキャンセルが相次ぎ、会社は危機的状況に陥る。同行する直前、東の頼みで桃子たちは大津の葬儀を執り行うことになったが、大津の遺品に触れた途端、ふたたび桃子は時間を戻る……桃子は東の濡れ衣を晴らすべく疾走する。

 やっぱり原作とはまるで別物の、コメディ・タッチのサスペンスと化してます。が、ちゃんと桃子が前作までの出来事を踏まえて悩んでますし、キャラクターもきちんと膨らましているので好感が持てます。ちゃんと内容的にも試行錯誤の痕跡が認められるし。

 今回は社長という、それなりに接点のある人物に容疑がかけられるという展開で、少し深みが出ています。桃子もこれまでの経験を元に少しずつ思慮深くなり、また会社にも馴染んでいるのが窺える。事件の構造がシンプルなお陰で、前のように警察との絡みで不自然さを感じさせることも減った一方、小技を利かせることも可能になりました。

 そんな感じで、今回は全般に好印象。もうほとんど原作を思い浮かべることもなく、単体で楽しんでおります。……それでいいのか、と色々思わなくはありませんが。

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