1月27日のレポート。
アクアシティお台場に来たら、食事時はほぼお台場ラーメン国技館 舞と決めている。実際、これまで3店舗で食べてますが、どれも当たりなので、不安がない。
この日選んだのは、せたが屋です。1回か2回は入っている――はずですが、正確には覚えてません。いずれにせよ、ブログでラーメン店の感想を書くようになったあとは訪ねていないので、あえて前にも注文したメニューを選んでみた。
いただいたのはのり玉らーめん。基本、海苔好きなのに加え、基本のらーめんだとちょっと素っ気ない、しかしせたが屋らーめんはちょっと豪勢すぎ、と思ったので、中間ののり玉に落ち着きました。
前に食べたときも感じましたが、ここは近年主流の魚介系らしい深みやコクがあるのに、後味がスッキリしている。残らないわけではないけれど、決してクドくない。だから、非常に食べやすい。煮干しを使っているそうなのですが、特有のえぐみも一切ない。仮にちょっと胃腸の具合が悪くても箸が進む。
麺は中細のストレート、しかし適度な弾力と小麦の風味があって、スープとのバランスが絶妙。素直に「美味しいラーメン食べてるー」という気分になります。
前もそうだったか覚えてないのですが、のり玉らーめんは追加の海苔が別皿でついてくるのも嬉しい。むろんけっきょくはスープに浸していただくわけですが、最初からぜんぶ浸っていると、溶けたりほぐれたりしてせっかくのパリパリ感が楽しめない。そういうのが好みならすぐスープに投入すればいいわけで、ここに嗜好を反映させる余地を残しているのはポイントが高いです。
特に味変をしなくても充分、最後まで飽きの来ない味ですが、カウンター前の貼り紙に味変の指南があったので、カレーパウダーを少し投入してみました……が、量が少なすぎたのか、言うほど大きな変化はない。更に振りかけようにも、味変を試みたのが、もう麺もスープも残りわずかなタイミングだったためにままならず。私にはちょうどいいボリュームなんですが、ガッツリがお好みのかた、味変を積極的に試したい方は、予め大盛りにするべきかも。
まだラーメン国技館のすべてのお店を試したわけではないのですが、どうもこってり系の多いこのフロアでは、いちばん広い世代に親しまれる味だと思います。またお台場に来たとき、もし胃がくたびれているようなら、間違いなく私はここを選ぶ。……でも、体調に不安がないなら、次回はつけ麺を試すかも。つけ麺はどこも麺の分量が多くなりがちですが、ここの匙加減ならむしろ私にはちょうどいいかも知れない。
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