あれから色々試しております。もういちど、今度はごはん少なめ、鳥肉と冷蔵庫にあった白菜に舞茸を投下した更に本気のおじやを作って食べたり。
そして本日は昨日の誓い通りに、買ってきた生うどんで鍋焼き月見若鶏うどんを作ってみる。調理に使えるスペースが狭いので、茹でているときに吹きこぼしてしまったりとパニックはあったものの、どうにか完成。こんな感じ。
出来はというと……美味くないはずがない。もともと行きつけの蕎麦屋で出すうどん自体が逸品なのです。かなり濃い味のツユに、讃岐うどん風のコシの強い麺がよく合っているし、またこの店は天ぷらが美味しいので、必然的に揚げ玉もいける。写真では見えませんが、使っている鳥肉は自宅近所の、かつてあの『料理の鉄人』に食材を調達していたという肉屋で買ってきたもの。油っこさを抑えるために、店の若鶏うどんを真似して短冊様に切ったネギも多めに入れ、ついでに玉子を落としてみました。
蕎麦だともっと厳密に茹で時間を調整しないといけませんが、うどんだと多少緩くなっても味わいは変わらない。しかしここのうどんは本当にコシが強く、ちょっと茹ですぎたかな、ぐらいでもまだ歯ごたえがある。それが鰹出汁のかなり強いツユによく合うのです。鳥肉も、私がやると煮すぎで固くなることがしばしばあるのですが、今回は麺との兼ね合いを考慮した結果、いい柔らかさになりました。今後、自宅で調理するとき、大量生産のうどんで果たして我慢できるか、ってぐらいに美味い。大成功でした。
……しかし、わざわざひよこちゃん土鍋を使ってやる必要があったんだろうか、という気もしなくもない。
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