諸々作業が遅れているので、今週は映画鑑賞抜きにしようかしら、などと考えていたのですが、逆に少しリフレッシュしておこうと思い立ち、夕方から急遽バイクにて家を出る。……寒い。とても寒い。行きがけに秋葉原に寄って買い物をしようかとも思っていたのですが、駐輪場の空きがなかったのでそのまま走り続け、豊洲へ。
そろそろ躰が道を覚えはじめたららぽーと豊洲。駐輪場にバイクを駐めて、エントランスに向かってみると、何やら異様な人だかりがある。祝日だから、といっても少し大袈裟すぎるだろ、とよくよく眺めてみると、どうもテレビ番組の撮影をしているらしい。誰がいるのかと更に観察する。
次長課長、飯島直子、工藤静香、明石家さんま、タカアンドトシ。
さすがに軽く度胆を抜かれましたが、とりあえず目当ては映画なので、エントランスが塞がれてしまって迷惑なだけ。しばらく待っていると奥に進み、却って行動しづらくなりそうだったので、人混みをどーにか潜り抜ける。密集していたせいか、人出のわりに他の場所は空いていました。
『グッド・シェパード』以来となるユナイテッド・シネマ豊洲にて鑑賞したのは、『フォーン・ブース』『オペラ座の怪人』のジョエル・シューマカー監督、『エターナル・サンシャイン』のジム・キャリー主演、私家版の本が導く“23”という数字の呪縛に支配されていく男の運命を描いた、スタイリッシュなスリラー『ナンバー23』(角川映画・配給)。
時間もないので詳しい感想は明日以降にしますが、正直メインの仕掛けはちょっとがっかり。普通に粗筋を聞いて、思い浮かべた可能性のひとつがそのまんま正解でした。ただ、伏線の妙と構成の巧みさ、演出のセンスはさすが。ジム・キャリーの豊かな表情に役柄もピッタリ嵌っていて、見応えは充分でした。
コメント