すっかり西新井づいてます。

 忙しい、というより体調不良も手伝って今週はあれこれ記事を用意することも出来ませんでしたが、そろそろ回復してきましたし、忙しかろうと何だろうと週末はなるべく映画を観るのだ、何より今日封切りのこれは絶対初日に押さえると去年から心に決めていたのですから! というわけで、先週に引き続き西新井に出来た新しいTOHOシネマズへ。

 オープンから一週間を経て、多少は落ち着いたようですが、しかしちゃんと劇場にはそこそこ人の訪れがある。六本木などは土曜日でも初回はあまり人が来ていないので、如何に需要が高かったが窺えます。何か知らんが制服私服問わず女子高生ぐらいの女の子が多い、と思ったら、そのほとんどが某ケータイ小説の映画版のパンフレットを持っていた。……やっぱりそういう方向か。

 しかし一部には物好きもいるようで、私の訪れたスクリーンにもそのくらいの年代の女の子たちが入っていました。いや、本当に物好きだと思うぞ。言わなくても察している方が大半でしょうが、私が鑑賞したのは、第1作の予告編に惹かれ、実物がその期待を上回る出来であったため、以降年1本ペースで制作されている続編を律儀に追い続けているシリーズ今年の最新作SAW4』(Asmik Ace・配給)。出来はというと――まあ、さすがに第1作ほどの衝撃はないものの、その精神をきちんと引き継ぎ、また前作までの描写をちゃんと踏まえて意外性を演出しようとする意欲は不変。いささか凝りすぎたために、一番肝心と思われるどんでん返しにすぐに驚けない、またその描写に対する解釈が正しいのか私でさえ自信が持てないくらい微妙な表現が多いのが気になりますが、でも緊張感と迫力、ハリウッド映画には見られない重く沈鬱な余韻も味わえる点では期待通りで、今回も大満足でした。詳しい感想はこの下に。

 鑑賞後は行きつけの蕎麦屋で昼食を摂る。以前は銀座あたりで映画を鑑賞したあとで、かなり遠くにあるここまでわざわざ足を伸ばしたこともありますが、やっぱり西新井からだと便利さが段違いです。本格的に六本木から足が遠のきそうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました