久々にプリキュア届きました。作業の傍らさっそく鑑賞。今回はミルキィローズ=美々野くるみ登場とスコルプさん退場&ネバタコス加入までを描いた第10話から12話まで。
各話個々の見せ場、という意味ではいまいちですが、3話ひと連なりで観るとなかなか愉しい巻でした。既に正体が解っていると、みるくを巡るやり取りはちょっと失笑ものですが、前シリーズの土台があればこそで、ある意味とてもシリーズらしさを留めた連作とも言えます。
それにしても意外なのは、敵キャラの思いの外早い退場です。プリキュア相手の言動は悪人そのものながら、ブンビーといつの間にか友情を育むやり取りを見ていると妙に憎めない。ちょっと本気で「惜しい人を亡くした」と思ってしまうのでありました。
このシリーズの柱であるミルキィローズ登場のくだりであるためか、3話通して絵のクオリティも高い。ただ、第10話のタッチがいつも以上にアクションアニメしているのにちょっとびっくり。やたらしなる手足とかパースを多用した構図とか、ほとんど少年アニメでした。スタッフまで確認しませんでしたが、たぶんそっち方面の人が入ってたんじゃなかろーか。
コメント