今日は色々考えて、夕方からの映画鑑賞です……夜、いつも観ている番組が特番に席を奪われてたので、だったら映画観るか、と夕方以降のスケジュールを考えたんですけど、ハシゴするのが億劫になってしまって、けっきょくいつも観る番組が始まる時間には家に帰れてしまったのですが、まあそこはそれ。
訪れたのは、先月いっぱい新宿中心に動いていたあおりでやや足が遠のいていたTOHOシネマズ上野。鑑賞したのは、虚淵玄脚本によるアニメ版3部作完結篇『GODZILLA 星を喰う者』(東宝映像事業部配給)。ちなみに上野は本日が最終日です。なるべくアニメはここで観る、と決めているので、どのみち今日はこれ以外の選択肢はなかった。時間帯はともかくとして。
“ゴジラ”という題材をとことんSF的に追求していったこのシリーズ、世評はあんまり良くない印象ですが、SFとしては最後まで本格派を貫いてます。前作よりも更にSFとしての先を目指すプロットは、評価したい一方で、しかし物事のトリガーに“憎悪”を選んでしまったのが、設定的にちょっとしっくり来ない。設定や描写を作り込んでいて、クライマックスへの布石が巧みですから、カタルシスはあるんですが、どーもあとひとつ腑に落ちなかったのが惜しい。どう考えてもあとひとつモンスターが存在する……というのはまあ別に構わないんですけど、どうにもモヤモヤ。
未だに体調面はちょっと微妙なので、鑑賞後は寄り道せずにまっすぐ帰宅。
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