新耳袋トークライブ119。

 昨晩、更新したあとの出来事。

 こんども2カ月にいちどのお楽しみの日です――前はそうでもなかったはずなんですが、定期化していった結果、2カ月にいちどのお楽しみが2日連続になることが増えてます。交互なら助かるんですが、私がスケジュールを設定してるわけじゃないしな〜。

 最近は気温や体調と相談して移動手段を検討して、結局電車利用になることが大半ですが、今回はそもそも雨が降り始めてしまって迷う余地がなかった。家路に就く人の流れに逆らうようにして新宿歌舞伎町入りです。

 第1部は宣伝パートです。例によって詳細を書けないことも多かったのですが、『霊的ボリシェヴィキ』を激推ししていた、というのは触れてもいい、はず。本篇はもちろんのこと、異様に情報量の多いパンフレットも注目したほうがいいようです。私も観に行くつもりでいたんですが、多忙さと体調不良に気を取られて、昨日が封切りだったと知りませんでした。早いとこ観に行かねば。

 休憩を挟んでの第2部、もうちょっと『霊的ボリシェヴィキ』を引っ張りつつ、段階的に怪談へとシフトしていきました。ちょっと特異なところから採集された話から、ふたたび休憩を跨いで、覚悟の上で木原浩勝氏が語り始めたのは、ある理由から木原氏が苦手意識を抱いて、ずっとかけていなかった類の話です。

 では怪談として微妙だったのか、というと――むしろ、とても面白かった。思いのほか、しっかりと怪談でした。ただ、話しにくいというのも理解できる。付随する説明がどうしても長くなったり、それ自体が面白いので怪異とのバランスが保ちにくいのです。木原氏はもうあまりかける気はない、という印象でしたが、なんだかもったいない。書かないんなら私にくれ、とちょっと本気でお願いしたくなるようなネタでした。

 久々にかなりガッツリと怪談が聴けて満足度が高かったのですが、そのうえ今回は、私には嬉しいことがありました。試験的に実施された第零期にいちど当選したっきり、応募しながらもずーっと縁のなかった年間パス、キャンセル分で出たふた枠の最後のひとつに滑り込むことが出来ました――嗚呼、これで久々に、毎回のチケット確保の手間が省ける。イベント前に、別のイベントのチケットの発券をしてきたのですが、こっちも望外の好ポジションで、一夜のうちに運を使い果たしたんじゃなかろーか、という気がしてます……。

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