傑作カンフー映画 ブルーレイ 20号 (燃えよデブゴン10 友情拳 1978年) [分冊百科] (ブルーレイ付) (傑作カンフー映画 ブルーレイコレクション)
|
今回は金曜日には届いてました。傑作カンフー映画ブルーレイコレクション第20号は、サモ・ハンの監督第2作であり、その後の『ユン・ピョウinドラ息子カンフー』にも繋がっていく背景を秘めた『燃えよデブゴン10 友情拳』。……つまりはシリーズ1作目よりも前の作品なのにカウントは10作目、という奇妙な位置づけですが、まあそれはよくあることだ。
この作品は『ドラ息子カンフー』のタイトルロールである詠春拳の達人のその後を描いた作品であると同時に、その指導を織り込むことで詠春拳の精神を説いた内容ともなっている。サモ・ハンが詠春拳に着目したのは、先行するラウ・カーリョンらが洪家拳をベースとしているのに対し、独自の路線を模索した結果でもあるそうですが、それがユン・ピョウの代表作でもある『ドラ息子カンフー』に繋がり、更にはサモ・ハン自身が出演し近年屈指の名作としても知られる『イップ・マン 葉問』に結実していったことを思うと、確かにこのシリーズにおいては外せない1本だったようです。
……といいつつ、例によってまだ本篇は観てません。早いところ時間を作らないとな〜。
次巻はブルース・リー登場以前から活躍していたチャン・チェ監督が、武侠ものの定番ヒーロー・方世玉を題材に採り上げた1972年作品『嵐を呼ぶドラゴン』。……またぞろ何やらパチモンみたいなタイトルですが、本当に、こればっかりはどうしようもない。そうやって売られちゃったんだから。
コメント