週末は映画の封切り日ですが、今日は先月時点からこのイベントに参加することを決めており、スケジュールの噛み合う作品が見当たらなかったため映画鑑賞はなしです。昨年夏に開催されたライブの模様を収録したDVD発売を記念した、バナナマンによるトークイベントなのです。ファンになってまだやっと3年くらいですが、初めて生でお目にかかれる機会なので、こちらを外すわけにはいかない。
朝、某イベントのチケット発売もあるので、そちらの購入を済ませてから、またしても自転車で移動――さすがに昨日、いっかい往復したあとだけに、若干漕ぐのがしんどい。しかも、ついでにと思い途中で六本木に立ち寄り、インターネットで購入したチケットの発券だけ済ませていたら、予想よりも時間がかかってしまい、昼食を摂る時間がなくなってしまった。結果、空腹で体力を使い果たす、という状態でイベントに参加する羽目に。いちどでもここのイベントに参加された方はご存知でしょうが、ここは座席のない立ち見での鑑賞なので、始まる直前ぐらいには、アレほど愉しみにしていたにも拘わらず「早く終わってくれないかなー」という気分でした。
しかし、いざ始まると――楽ではありませんでしたがやっぱり楽しかった。ほとんど雑談ながら、このお二方のトークは安定して面白い。ライブ自体はもう半年も前のことなので記憶が曖昧だ、などと漏らしつつも、正月の出来事などを交えて和やかに話を展開する。
ライブ絡みで興味深かったのは、ひとり語りが絡みあう独特の構成が印象的な『THEOMAN ISLAND』というネタが、実はひとつ前のライブのために用意していたネタで、本番直前で取り下げたものの再挑戦だったということと、ライブのタイトルが“第3のバナナマン”と呼ばれる放送作家オークラ氏の誕生石から取っており、それ故に彼がバナナマンのために初めて書いたネタ『Excited』をオープニングにかけた、ということ。ネタの完成度の高さで知られるおふたりですが、やっぱり積み重ねや、細かな工夫が効いているのだ、というのがこういうところからも察せられます。……でも、3年前のライブが設楽氏の誕生石ダイヤモンド、2年前が日村氏の誕生石エメラルドで、オークラ氏の誕生石までやったということは、次はどーするんでしょう。まあ、何にしても今年もライブはやってくれるに違いない、と信じていますが。
45分ほどのトークののち、握手会へ。基本的には淡泊なたちですし、参加者が多いですからあまり時間を取ることもあるまい、とさっと済ませるつもりでいたのですが、やっぱり短時間でも直接お話しできる機会を前にすると若干舞いあがってしまうのでした――疲れと空腹で朦朧とはしてましたが。
会場を出ると、とにかく腹を満たさねば、といつも立ち寄る蕎麦屋に駆け込んで食事を摂り、帰宅……疲れているから、あんまり坂を上り下りしたくない、と傾斜の少ないコースを探しながら移動した結果、またしてもかなり遠まわりになってしまい、余計消耗してしまったのでありました……これをアップしたらベッドに倒れこみたいくらいですが、月曜日までに片付けねばならない作業があるので、そーもいかないのでありました。
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