遂にザ・チルドレンの３人組が初めて通学する日が訪れた。これまでになく多くの子供達と接する機会、そして普通の子供らしい生活に胸をときめかせる３人だが、皆本は万一の場合を考えて、試作品の光学迷彩服を着て彼女たちを監視する。概ね、学校生活を満喫している３人だったが、エスパーに対して反感を持つ東野という男子生徒と薫がしばしば険悪な状態になり……
ずいぶん早く学校編が始まり、そしてアイキャッチも学校ヴァージョンを用意しているあたり、このシリーズは特務エスパーとしてのお仕事編と、その素性を隠しての学校編とを同じくらいの比重で描きたいと目論んでいるのかも知れません。対象年齢を下げるためにはそれでいーのかもね。
事件絡みで不自然なところが出て来ないせいか、内容的にも演出的にも今回はかなり安定してました。しかし薫のオヤジっぷりを原作同様に繰り出すのはいいんでしょうか。「こんなに作るの大変だったろうな−」って貴女。部分的に間延びはしていたもの、テンポもよくて、引っ掛かるところなく楽しめました。
しかし、演出はワタナベシンイチか……そういやこの人が絡んでると、必ず同名のオリジナルキャラが登場するらしいんですが……出るのかなあ。
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