フリーパス中は出来るだけ映画館に赴く……というのが目標でしたが、交換した途端の体調不良であまり利用できておりません。それ故今日も映画館へ。
……が、色々考えた結果鑑賞したのは、フリーパスが効かない特別興行、午前十時の映画祭《赤の50本》上映作品になってしまいました。だって、またいきなり体調を崩して、あとから観ようとしても間に合わなくなる危険があるし、それなら観に来られるときに観ておくほうがいいではないか、という結論になったからー。
TOHOシネマズみゆき座にて鑑賞した今週の《赤の50本》作品は、1986年のイギリス映画、20世紀初頭の時代背景のもと、上流階級の不器用な恋愛模様を洒脱に描き出した『眺めのいい部屋』(シネマテン配給)。
……午前十時の映画祭で採用されるくらいですし、私自身観ていて、その完成度の高さはちゃんと実感できた。しかしこれはどーもピンと来なかった。淡々とした語り口ながら緻密に組み立てられているのはよく解るんですが、何故か最後まで嵌らない。とことん相性が良くないんだろうなー、としか言いようがありませんです。終盤はともかく、半ばあたりはとにかく眠くて仕方なかった。いや、本当に出来は悪くないんだけどなぁ……。
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