『史上最強の弟子 ケンイチ』第三十四撃 負けないで!愛する人が残した言葉

 兼一とハーミットの戦いが最高潮に達したとき、ほのかを人質に傍観していたロキが突如動いた。ハーミットが決して逆らえない“拳聖”の命令を振りかざして彼を意のままにしようとするが、従わないのに業を煮やして、ロキは自ら手を下した。兼一はなすがままに殴られながら、しかし好機を待ち続けた――

 ……うーん、けっきょく前回危惧した程度の作画レベルでした。いや、それでも終盤の一撃で力を費やすあたりはまだましではあるんですが、前回が良かっただけに残念。

 ただ話としてはいい盛り上がりぶりです。ハーミットの過去をきちんと、これでもかと示したうえでの終盤の逆転は爽快。出来ることならそこでのハーミットの動きがもっと自然に描写できていれば更に良かったのですが、まあ今回の作画レベルだとそこまで期待するほうが酷というものでしょうか。

 でもって来週は、今度こそ本当に対ハーミット最終決着。予告で見る限りは、また若干作画が持ち直しているような気が……いやいや、ほどほどにしておこ。

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