『シン・シティ』監督・脚本:フランク・ミラー&ロバート・ロドリゲス/出演:ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン他/配給:GAGA communications

 さあ遂にこの日が来たぞ、今年劇場鑑賞百本目なのです。

 上映開始は十一時でしたが、チケットを先週木曜日の段階で確保していたにも拘わらず一時間前には現地入り。そのくらい楽しみにしていた――というのもありましたが、当初はバイクを駐めたあとで近くの書店に足を運び時間を潰すつもりで居たのです。ところが、窓口は既に開いていて列が出来ており、係員に尋ねると既に開場済とのことなので、買い物は止めて劇場に入り、座席を確保してしまう。初回のみ自由席ゆえ、定員入れ替え制であっても早めに入って自分の好きな席を取るに越したことはありません。上映開始までプログラムや持ってきた本をじっくりと読み耽る。

 今年百本目に狙いすまして選んだ作品は、アメリカで高い評価を得ているグラフィック・ノヴェルを、作品に惚れ込んだロバート・ロドリゲスが原作者であるフランク・ミラーを共同監督に招き、近年あり得なかった超豪華キャストを結集、デジタル技術を駆使して実写化した新世代のフィルム・ノワールシン・シティ』(GAGA communications・配給)。ここの日記を以前から御覧の方なら私がどれほどの期待を寄せていたかご存知でしょうが、それをまったく裏切らない素晴らしい出来でした。前売り券を確保していたにも拘わらず別途今日のチケットを購入してしまったため、最低でももう一回は観ることは決めていたのですが、下手をすると計三回ぐらいは劇場に足を運んでしまいそうです。そのっくらい痺れました。詳しい感想は、「毎回絶対にただでは死なないよなベニチオさん。」からどうぞ。死に役ばかりと評判のデル・トロさんは今回もえらい早く死にますが、死んだあとになっても他のキャラクターを引っ張り回す、けっこう迫力たっぷりな役どころです。ベニチオ・デル・トロのファンとしても大満足。

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