5ヶ月越しの答え合わせ。

 WOWOWライブにてきのう今日と2日かけて、今年3月に上演された『東京03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in 日本武道館 なんと括っていいか、まだ分からない』の模様がテレビ放送されました。2日間の講演それぞれで異なるゲストが随所に登場する、という構成のためか、きのうは3月4日公演、きょうは3月5日公演をそっくりそのまんま放送するという珍しいスタイルになってます。午後2時半スタート、という私にとっては仮眠を取ってる時間にかかっていることもあって、リアルタイムでは観られないので、両日とも予約録画しております。
 3月4日公演については当日鑑賞しているので、基本は再確認。改めてR-指定と吉住の巧さ、DJ松永のDJの超絶技巧とコント部分のポンコツさのコントラストを楽しんでいたのですが……このとき、忘れかかっていた謎の答を今更ながら確認してしまった。
 問題は《括れないラジオ①》というネタからCreepy NutsとGentle Forest Jazz Bandのコラボによる『2 way nice guy』という楽曲への流れです。ラジオ番組の体裁を取ったコントパートから、そのフレーズと仕掛けを受け取って、歌でもそこを活かした仕掛けがあるのですが、このとき、大事なポイントであるはずのバリトンサックスのソロの部分が問題だった。
 実は現地では、サックスの音が聴こえてなかったのです。
 しかし、きのう放送されたものにはしっかり音が入っている。恐らく、会場に向けた音ではきちんとミキシングされていなかったか、さもなくばまったく録れてなかったのでしょう。観た印象ですが、後者の可能性はあると思う。なぜなら、奏者の運指と音の流れに若干の違和感があるから。もしかしたら翌日の演奏のソロパートを重ねたか、わざわざこの部分だけパッケージ用に録り直したのかも知れません。
 いずれにせよ天晴なのは、演奏し直したりせず、本来用意していたであろう流れのまんま演じ続けたジェントル久保田です……もっとも、本来サックスはマイクなしでも音が通る楽器なので、間近で指揮している彼にはそこに違和感がなかったかも知れない。ネタ的にも、ソロの音が聴こえなくてもそこまで不自然さはなかったから、パッケージ上で音を追加して済ませたのだと思われます。
 WOWOWの契約がある方なら、放送から数日間はオンデマンドにて見逃し配信が楽しめるはずですから、このくだりに注目して鑑賞してみてください。とっくに見逃し配信が終わったあとでここに気づいたのなら、どこかで配信されるか、映像ソフトがリリースされるのを待て。

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