――またオープニングが『黄色いバカンス』(玲ヴァージョン)に戻ったー?!
意図のよく解らないオープニングの入れ替えはさておき、今回は謎の番長軍団襲撃編。……宇宙人さん同様、まったく展開について行けません。
はなから何でもありのアニメでしたが今回はさすがに凄まじすぎた。そして桃瀬くるみとベホイミに対する同情が余計に深まりました。一般人と同じ思考をしているだけなのにあの場では浮き、順応しようとした途端にそれを否定されるって、いつか人格崩壊しても仕方ありません。
お話としてはさすがに無茶苦茶が過ぎて照準が定まらなくなってしまった印象。番長側でもベッキー側でもどこでもいいので、話に通すべき筋をつけて欲しかったのです――結果的にそれさえみんなで地味地味言って苛められている(苛めているという意識など微塵もなかろうけれど)くるみが担わされている感があるのはあんまりです。三十分の中で第一部と第二部を設け、そのあいだに偽エンディングを流したり(でも本当のエンディングは省かれてしまいましたが)と実に攻撃的なお遊びがあるだけでも結構お腹いっぱいだったのは事実ですが。
それにしても吃驚したのは今回演出があのもりやまゆうじだったことだったり。道理で、キャラ作画がアクションに特化していると思った……。
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