日本橋ふくしま館 MIDETTEで初めて源絆家に巡り逢う。

 3月28日の映画鑑賞のあとの話。

 日本橋ふくしま館 MIDETTEのイートインに、まだ食べたことのないラーメン店が入っているタイミングに行き会ったら、必ず立ち寄るのが私のルールです。この日も、いままでスケジュール表で見たことはあるけれど、現地を訪れるタイミングと合致せず、遭遇したことのないお店が出ていたので、一切迷わず訪問。
 今回のお店は、源絆家……なんですが、実のところ、どこの店か確信が持てません。喜多方に《源絆家 美豚》というお店があるのは確認出来てるのですが、どうもメニューが一致しない。イートインに来ている《源絆家》は豚骨らーめんを提供、《源絆家 美豚》も豚骨なのですが、食べログなどで確認出来る料理の内容が違うのです。
 ……まあ、実店舗は解らずとも、味わうのに支障はない。困るのは、この記事に実店舗の地図が添付できない私だけです。とりあえずいただくことにする。
 ちょうどお昼時のど真ん中だったせいか、若干待ちましたが、無事に着席。ただ、ここから思っていた以上に待ちました。15分くらいかかったでしょうか。ただこれは、回転の悪いタイミングにハマっただけだと思う。

 源絆家の喜多方豚骨らーめん 醤油を大盛り、トッピング海苔……なお提供されたときは海苔が真ん中にドカンと乗ってたので、撮影前にめくりました。

 注文したのは、喜多方豚骨ラーメン 醤油の大盛り、トッピングに海苔をチョイス。スープは醤油、塩、味噌のいずれかを選択可能でした。トッピングの海苔は別盛りではなく、器のど真ん中に5枚乗っかっていた。他の具材が見えないので、写真を撮る際に自分でどけました。
 スープは本当に醤油か? と思うほど白濁していて、一面に背脂が散らしてある。具材はチャーシューと、たぶん刻んだキクラゲのみ……まず気になったのは、ふくしま館入口に貼られていたメニューの写真とだいぶ具材が違う、という点。あちらにはメンマ、ナルト、ネギがあったのに、実際の商品にはない。原材料費の都合かも知れませんが、出来れば実際に提供されるものの写真を掲示して欲しかった。もしかしたら他のスープだと具材も変わるのかも。
 ただ、スープ自体は非常に飲みやすい。塩っ気が強く、豚骨と背脂を使っていればこそのコクがある一方で、匂いにも味にクセはなく余韻がスッキリしてる。非常に丁寧に炊いている印象です。醤油については、どの辺? と首を傾げるほど存在を感じないんですが、バランスが取れているので問題はない。
 麺は喜多方ラーメンではオーソドックスな中太の縮れ麺。豚骨といえばストレートの細麺、というイメージですが、このスープのスッキリとした後味には縮れ麺のほうが確かに合っている。
 ……しかし、大盛りにしたのは誤りでした。思っていたより、明らかに多い。しかも縮れ麺がスープを吸って増量しているのか、食べても食べても終わらない。ここのイートインは、商品を提供するカウンターのところにしか調味料を置いていないので、味変したくても出来ない。具材も少ないので、提供された丼のなかで変化をつけるにも限度があります。正直、終盤は事務的に啜るだけでした。
 基本的には美味しい。具材が少なめですが、海苔のほかにチャーシュー増量のほか、ご飯やチャーシュー丼と、イートインでの出店としてはメニューも多いので、サイドを工夫すれば、もっと箸は進んだはず……まあ、どちらにしても、決して健啖家ではない私は普通盛りにしておくべきでした。またタイミングが合えば訪ねるのにやぶさかではないものの、大盛りは避けます。

 日本橋ふくしま館 MIDETTE店頭に掲示された源絆家のメニュー……やっぱり、私のと盛り付けが全然違うよね?
日本橋ふくしま館 MIDETTE店頭に掲示された源絆家のメニュー……やっぱり、私のと盛り付けが全然違うよね?

 なお、上記の通り、実店舗がどこなのか確信が持てなかったので、今回はふくしま館そのものの地図を添えてお茶を濁します。そもそも、このラーメンの記事でふくしま館の正確な場所に言及したことなかったし。

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