午前十時の映画祭14が始まり、そして冒険も始まる。

 先週金曜日より、午前十時の映画祭14が始まりました。今年もコンプリートを目指しますので、前年度から変更したローテーションに従い、プログラム切替直後の月曜日を基本に通う予定。ただしふくしま館のイートインのスケジュールや、他の映画との兼ね合いで柔軟にずらしはする。
 今年度1本目を鑑賞するのは、やっぱりTOHOシネマズ日本橋です。そして、既に発売済のプログラムも購入……なんか、例年より小さくなってる。置きやすいし参照するにも便利だけど、本棚に揃えてる人はバランスが取れないのではなかろうか。私はあんまり構わないけど。
 鑑賞した今年度のトップバッターは、アクション・アドヴェンチャー映画の金字塔、ナチスドイツが狙う、世界を制圧する可能性を秘めた秘宝を奪うため、凄腕の考古学者が奮闘するレイダース/失われたアーク《聖櫃》』(パラマウント×CIC初公開時配給)
 第1回新・午前十時の映画祭以来の鑑賞です。私にとってはそんな繰り返し観たい類の作品ではないので、その後CSでも観ようとしなかったので、思ってた以上に細部を忘れてる。
 まあ、そのお陰で、思いのほか素直に冒険のスリルを愉しめました。お約束となった過剰なトラップの数々、歴史を動かす力を狙う悪党。あれこれとツッコミどころもありますが、繰り返すピンチと緩急を巧みに操るユーモアで、観る者の心を捕らえて離さない。
 プログラムによれば、都合によりかなりの低予算、短期間で撮影されたそうで、確かにいま観るとだいぶ刈り込んだ印象を受けるのですが、それでも楽しさは変わりない。やっぱり、映画史にその名を残すべき1本です。
 なお午前十時の映画祭14は、ここから《インディ・ジョーンズ》祭です。第3作まで連続で上映されます、1週ずつ……昨年の《ジュラシック・パーク》祭と同じである。この映画祭は上映館をAグループとBグループに分け、上映作品をテーマごとに2作品セットにして、グループAとグループBで交互に上映していくというスタイルを取っている。
 そのお陰で、グループAで上映された作品を観逃しても、次の区切りである2週間のうちならグループBでフォローできる仕組みになっている。地方だと、この映画祭を扱っているのが県内で1館だけ、なんてことも多いので、こういうやり方は出来ませんが、都内だと両グループともに複数存在しているので、合計して1ヶ月ほど観に行く機会があるわけです。
 が、この《インディ・ジョーンズ》祭は、両グループで同時に上映を始め、翌週には次続編に切り替わる。つまり、観に行く機会は1週間ずつしかない。これが3本続くのです。
 他に観たい映画もいっぱい公開されるなかなので、スケジュールの調整はなかなか厳しそうですが頑張って今年もコンプリートする。

 鑑賞後は例によって例のごとく日本橋ふくしま館へ。現在、イートインに来ているのは鈴木飯店というお店。ここのメニューではいちばん私の好みだった、会津白べこらぁ麺を麺大盛りでいただきました。味噌ダレに牛乳を合わせたスープが特徴で、コーンの食感もあってコーンクリームスープラーメンみたいな趣。
 食事を済ませたら、脇目もふらず帰宅です……なにせ、予報では終日曇りになっているけれど、いつ降り出してもおかしくない雰囲気でしたから、さっさと家で休みたかったのです。

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