ちょい久々の至高のラーメンフェス2024、2杯目は鶏白湯×味噌。

 12月7日の映画鑑賞のあと。
 ちょっと間が空いてしまいましたが、忘れてませんでした、志向のラーメンフェスことTRYラーメン大賞フェス。こちらの予定の都合もあっってなかなか訪ねられなかったものの、パンフレットはときどき睨んでいて、ここだけは行きたい、というところはチェックしていた。今日は母がお昼に出かける用事を入れていて、どのみちひとりで昼食を摂らねばならなかったので、ついでに映画鑑賞の予定を入れつつ、観終わってから大久保公園に向かった。
 いちおう最初は決め打ちで考えていたものの、ず~っとパンフレットを眺めていたら、佐野ラーメン 佐よしというお店も無性に気になってしまった。なにせ私のラーメン好きの原点は喜多方ラーメンと佐野ラーメンである。青竹打ちの実演までしてる、と聞くとそりゃあ気持ちは揺れる。
 が、結局最終的に選んだのは、最初に狙いをつけていたほうでした。

東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏の濃厚鶏白湯味噌、トッピングはとろ~り味玉と山盛りコーン。
東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏の濃厚鶏白湯味噌、トッピングはとろ~り味玉と山盛りコーン。

 いただいたのは東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏の濃厚鶏白湯味噌。私がお気に入りで、主にららぽーと豊洲にある支店に年数回くらいのペースで通い続けているど・みその、鶏出汁専門のお店です。こちらも気になっていたものの、いちども脚を運んでいないので、こういう機会はありがたい。トッピングは大きな鶏チャーシューなど複数あって、全部まとめて入れると1250円かかるところを1000円で乗せてもらえる。たまには全部盛りで行こうかな、と1000円札を手許に忍ばせておいたのですが、冷静に考えて、イベント用の器にこれだけ盛ったら、もはやラーメンだかなんだか解らなくなるので、お馴染みの味付玉子と、味噌ラーメンには嬉しい山盛りコーンだけに留めました。
 席に着き、ひとまずはスープから啜る。味噌は本店と同じものを使っているようで、辛味が強くコクも深い。ただ、出汁が鶏白湯なので、私のよく食べている味よりまろやかになってます。
 麺も、中太より太めの縮れ麺で、こちらも通常のど・みそと同じでもちもちした弾力豊かな食感と、麺の風味を感じさせつつスープによく絡む。予め調べたところだと、ど・みそ鶏では通常、違う麺を使っているそうですが、今回はど・みそ本店系列と同じ浅草開化楼の麺を用いているそうな。故に、ほぼ本店のテイスト。出汁が違うぶん、ややマイルドなコクになってるくらい。私にとっては安定安心の美味しさ。
 具材はチャーシューが2、3枚と、小口に刻んだネギと、粗く刻んだタマネギ、もしかしたらエシャロットかも知れない。トッピングにより通常より山盛りになったコーンの上には、刻んだたくあんも乗っている。すべて、味は強くないけれど、それぞれの苦みや辛味、独特の風味が、味噌の美味しさを邪魔せず、しっかりとアクセントになってます。たくあんは特有の酸っぱさが控えめなので、苦手でもイケると思う。
 チャーシューも私にとって馴染みのど・みそらしい、柔らかさと肉々しさ。お店だと、ときどきパサついた仕上がりになっていることもあるのですが、今回は適度なしっとり加減で、ラーメンだけでは足りない栄養のみならず、味噌によく馴染んだ肉の風味も堪能できる。コーン類を乗せて、しっかり沈めてあったから、ちょうど良く味噌を吸ったのかも。
 相変わらず私の大好きな、辛めでコク深い味噌ラーメン。鶏白湯なので、通常の店舗よりマイルドで食べやすい。しかも、たっぷり乗せたコーンがなかなか吸い出せず、食感を楽しみながらスープを啜っていたら、最後の一滴まで飲み干してしまった……塩分が気になる方は、コーンの追加は避けた方がいいかも。
 ど・みそ鶏独自の美味しさ、というより、本店系列のマイナーチェンジくらいの仕上がりでしたが、いずれにせよ美味しい。本店系列であれど・みそ鶏であれ、提供してくれるなら店舗でもリピートしたい味でした。ていうか、ど・みそそのものがちょっとご無沙汰なので、近いうちに食べに行くか。

東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏ブース入口に置かれたメニュー案内。
東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏ブース入口に置かれたメニュー案内。

東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏ブースの受け渡し口下に掲示されたトッピングメニュー。左の方に個別の料金が書かれてましたが、フレームに入りきらなかった。
東京スタイル鶏らーめん ど・みそ鶏ブースの受け渡し口下に掲示されたトッピングメニュー。左の方に個別の料金が書かれてましたが、フレームに入りきらなかった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました