きのう目論んでいたお出かけを、本日果たしてきました。
行き先は日本橋ふくしま館MIDETTE……本当なら映画と一緒にしたいところでしたが、生憎と、いま観たい作品の上映時間が、ここで食事をするには不都合なものばかりだったのです。だから、昼食と、ちょっとしたお買い物のためだけにお出かけ。軽い運動と息抜きも兼ねる。
混雑する前に済ませるべく、ちょっと早めに家を出て、ふくしま館へ。11時20分にはなっていなかったはずですが、既にまあまあ席が埋まっている。しかし空席はちらほらとあるので、スムーズに着席。
現在イートインに来ている店舗は、中華そば うえんで。“上の台”という地名を、現地の人の言い方にしたものらしい。山塩を用いた山塩らぁ麺が売りで、イートインに持ってきているのも、この山塩らぁ麺と山塩チャーシュー麺だけ、という潔さ。
初めての訪問の時には通常のらぁ麺を大盛りでいただいたので、今日はチャーシュー麺にしました。1日限定30食、だけどさすがにまだ売り切れてなかった。
もとのらぁ麺もそうですが、ここのはとにかくシンプル。具材は葱とメンマ、そしてチャーシューのみ。スープは恐らく鶏ガラの出汁に塩ダレのみの透き通った仕上がりで、見た目がサッパリしてる。しかし私はこういうのが基本的に好き。
そして麺も、喜多方に近い中太縮れ麺。やや軟らかめの茹で加減ですが、モチモチとした食感はあって、しかもいい具合に味を搦めとって美味しい。スープはスッキリとしているけど円やかな塩味と優しいコクがあるので、とにかく飽きずに食べ進められます。
今回あえてチャーシュー麺にしたのは、限定だから、というばかりではなく、前回食べたときにチャーシューそのものが美味しかったから、というのもある。薄めの切り方ながら、そもそもがトロトロになりそうなほどよく煮込まれているので、箸でも解れるほど柔らかい。ほどよい脂の甘さと、柔らかさのなかにもしっかりと感じる肉の旨味が癖になります。……実のところ、過去に自分で書いた感想を読み返して、味を思い出してしまったから、いても立ってもいられなくなったから意地で出かけてきた、というのもある。
ふくしま館のイートインに来るラーメン店では老麺まるやがいちばんの好みですが、ここも私の好み。まるやよりも出店の間隔が広いので、久々に食べられて良かった。
しっかり堪能したうえに、厨房前のカウンターに2人前のお土産も置いてあったので、そちらを購入して帰りました。チャーシューは再現できないでしょうけど、少なくともスープと麺の味は持ち帰れる。嬉しい。
そのまんま最寄り駅から電車に乗って帰るのもアレなので、秋葉原までひと駅ちょっと歩き、最近発売された漫画の単行本を1冊だけ買って購入……歩きそのものより、平日の昼間とは思えない客の多さにちょっと疲れました。要領を得ないインバウンドのお客が妙なところに溜まったり立ち止まったりしてるので、以前より歩きにくい気がします。
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