4年半で初めて気づいた。

 本日は、次回の受診に備えた採血を実施しました。
 血液検査は透析開始前と終了時に行う。開始時は、血液を引く側の針にホルダーを取り付け、そこにスピッツを差し込んで採取し、終了時は、回路に血液を回しながら、アクセスポートという部分にホルダーを差し込んで抜きます。
 終了時は至極簡単です。が、これまで苦手意識があったのは、開始時の採血です。
 ホルダーを取り付けているときは簡単なんですが、差し込むときと、抜くときにトラブルが起きやすい。
 なにせ血を抜くので、しっかり差し込まねばなりませんが、針は柔らかい身体に刺さってますから、なんとなく慎重になる。で、差し込みが甘いと、ホルダーが抜けてしまうのです。ホルダーを取り付けた時点で、針から血液が流れるのを防ぐために嵌めている鉗子は取ってますから、当然出血する。
 しかし、ホルダーを針の方にしっかり取り付けると、今度は抜けにくくなる。ひねりながら取り外そうとすると、ホルダーの取り付け部分はネジになっているため、取り付け部分が外れてしまう。かと言って、力一杯引っ張ると、それ自体が柔らかな作りになっている針が抜けかねないので、四苦八苦するのです。幸いに、ホルダーと一緒に、血管に刺した針が抜ける事態にはなったことはいちどもありませんが、油断をしたらいつまた出血するかも解らない。最悪、針は刺し直せばいいんですけど、その場合、先に刺した針穴がある程度塞がってから、位置をずらしてから穿刺をやり直すことになるので、都合15分から20分は透析の時間が遅くなってしまう。本当に、おっかなびっくりやってたりする。
 このところそういう失敗もなくなってはきたものの、まだ苦手意識があるなかで、今日、初めて気づいた。
 ……このホルダー、指をかけて押せる部分、あるじゃん。
 スピッツを差し込む部分は当然、正円になってますが、その周りの枠は楕円形。つまり、長辺が少しはみ出している。
 血管に刺した針を親指と人差し指で摘まんで押さえつつ、残る指のうち2本を、ホルダーのはみ出した長辺に引っかけて、押す。こうすれば、ひねってホルダーの差し込み部分が取れることも、針がつられて抜けることもない。
 すごーく単純なことなのに、気づくのに4年半もかかってしまいました……まあ、そもそも、採血の時の決まった作法は教えてもらってないし、他の部分についても、教わってないけど、透析をする上での理解と経験に基づいて、自発的に始めたことも色々とある。採血自体は月1回で、その都度1ヶ月、間隔があるわけですから、気づかないのも致し方なし、ということにしておこう。

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