きのうプログラムが入れ替わったので、この週末は午前十時の映画祭16を観に行きました。
風邪のほうは、きのう薬を飲んで症状は落ち着いた模様……と言いつつ、まだ名残っぽいものはあったんですが、気にしすぎるとよけい具合が悪くなるので、ひとまず無視。いちおう、暖かめの服装で出かける。
行き先はTOHOシネマズ新宿。一昨日の『耳をすませば』は日比谷で観ましたが、昨日からラー1グランプリの第5陣が始まったので、当然のように新宿に戻りました。
鑑賞した午前十時の映画祭16今コマの作品は、リチャード・カーティス監督がヒュー・グラントやビル・ナイ、アラン・リックマン、エマ・トンプソン、キーラ・ナイトレイほか豪華キャストを招いて、クリスマスまでの五週間に繰り広げられる複数の愛のドラマが交錯していくさまを描いたラブコメディ『ラブ・アクチュアリー』(UIP Japan初公開時配給)。
基本的に映画は雑食タイプながら、恋愛がメインのものは、よほどテーマだったり、表現に惹かれるものがないと観る気にならない。この作品も公開当時にタイトルは聞いたけど、私の趣味ではないかなー、と特に気にもしていませんでした。
しかし今回、鑑賞前に調べてみたら、もしかしたら私好みでは? と思った。観てみたら――かなりのツボでした。
単純なロマンス、ラブ・コメディではなく、複数のドラマがクリスマス直前から段階的に進んでいく。あまりにも登場人物が多くて、最初は誰が誰だか、どういう関係性だかも解らない。けれど、次第にそれぞれの人間関係や抱いている想いが垣間見えてくると、その複雑な綾から浮かび上がる情感、面白さが膨れ上がってくる。
多くはわりと不器用だったり、素直ではないために成就しづらかっただけで、意外とシンプルなのですが、他の人物との関係性や、当人の抱える事情により、うまく行かないパターンもある。そういうところで苦みを含ませつつも、全体は快い。そして様々な人々が相次いで交錯するクライマックスの賑やかで、なんと幸せなことか。
さすがに出来すぎているとか、上っ面だけという感想を抱く人もいるでしょうけれど、それ以上に多くの人の気持ちを華やがせる、いい映画。クリスマス・ムービーとして長らく愛される魅力を確かに備えています。
鑑賞後は当然のように大久保公園に赴き、ラー1GPにて昼食を摂ってきました。今回も、食べ比べサイズでハシゴしております。詳しくは明日以降、順次アップします。

TOHOシネマズ新宿、スクリーン12入口前に展示された『ラブ・アクチュアリー』上映当時の午前十時の映画祭16案内ポスター。



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