成り行きで、AFURI恵比寿初訪問。

 5月18日のレポート。
 この日は年に一度の東京03単独公演です。帰ったらすぐに記事を書かないとその日のうちにアップ出来ない。ゆえに、イベント前に早い夕食を摂るにしても、恵比寿ではお馴染みのらーめん北の大地に立ち寄って、レポートを余分に書かずに済ませるつもりでした。
 注文が出るまでの時間、食事を終えるまでの時間に余裕を取ると、18時にはせめて料理が出ててほしい。そのことも想定して出かけたのです。着いたのは、17時45分。

 午後休みを取ってて、再開は18時からだった。

 ……待って待てないことはない。開場は18時半で開演は19時、最悪、開演に間に合えばいいのです。しかし、やっぱり時間的余裕はちょっと欲しい。
 そこですぐに気持ちを切り替え、ネットで近くの店を検索。別のお店を開拓することも考え、一度ならず下調べはしていたので、すぐ近場に次の候補を見つけて赴く。混んでいたら、もうちょっと探して、駄目なら大人しく北の大地に戻ることも考えてましたが、まだ夕食には早い時間だからか、余裕で着席できました。

 急遽訪れたのは、AFURI 恵比寿
 まず驚いたのは、支払が電子マネー決済オンリーになっていたこと。こういうお店が出てきている、とは聞いてましたが、このタイミングでお目にかかるとは。端末の造りが、私の使っているApple WatchのQUICPay払いと相性が悪くて手間取りましたが、何とか食券を購入できた……朝、チャージしといてよかった……。

AFURI 恵比寿店の柚子塩らーめん。

 注文したのは、どうやら一番人気らしい柚子塩らーめん。仮に一番人気でなかったとしても、私は柚子の風味が好きなので、たぶん選んでいた。なにせあまりにも急な訪問で、ネットの情報から物色する余裕もなかったしね。
 塩らーめんらしく、黄金色に澄んだスープ。そして味は、しっかりと柚子風味。塩味も感じますが、終始メインは柚子。しかし酸っぱいわけではなく、終始爽やか。ひとくち啜った時点で、「あ、今日はここで正解だった」と確信。なにせ、ふだん食事を摂る時間よりも1時間早く、完全には空いてない。そういうときに食べると胃にもたれる場合もあるので、この爽やかさはありがたい。
 具材は半分の半熟玉子に水菜、海苔。写真では海苔の下に隠れていますが、細切りのメンマも乗ってます。いずれもくどい味付けがなく、より全体の味をスッキリとまとめている。
 麺とチャーシューは選択可能でした。なにせ時間がなかったので、他の選択肢は確認してませんが、麺は券売機でオススメと表示された全粒粉の細麺ストレート、チャーシューは豚肉の炙りです。
 細麺でしかもコシが強い、と言うのは、私のラーメンの好みとはズレているのですが、それでも確かに美味しい。というか、このスープにもちもちの縮れ麺は合わないかも知れない。小麦の優しい風味に柚子塩の爽やかな風味がするするとのぼってくるストレート麺は、食べ始めると止まりません。歯応えを添える水菜の選択も抜群。
 この具材の中では個性が強くなりそうな炙りチャーシューも、強い味付けはしていないので、肉の味わいと炙った香ばしさだけ。その控えめな強さもいいアクセントです。またこのらーめん、麺と水菜、メンマ、チャーシューといずれもいい感じに違った弾力を与えてくるので、ほんとうに飽きが来ない。
 時間がない、とは言い条、提供も早かったので、それほど慌てて食べたつもりはないのですが、ものの数分で平らげてしまいました。透析を1日空けるスケジュールでなかったら、そしてたぶん翌日も出先で老麺を食べる予定出なければ、たぶんスープも飲み干していた。

 狙って脚を運んだわけではありませんが、結果的に、このあとのライブ鑑賞に支障を来すような胃もたれを引き起こさない、絶好のチョイスだったようです。爽やかな味なので、たぶん飲みのシメにもいい……まあ、私は出先であんまり酒を呑まないので(ほとんどバイク移動だし)そういう楽しみ方には縁はありませんが。
 当初立ち寄るつもりだった らーめん北の大地 には思い入れがあるので、今後も恵比寿に立ち寄るときはまずあちらを優先する、とは思う。でも、悩んだときや、いずれYEBISU GARDEN CINEMAが再開して、たまたま連続で訪れるようなことがあったら、再訪するかも。

 この日、ネットで行くお店を探しているとき、“阿夫利”という漢字表記をどこかで見た気がするな~、とぼんやり思っていたのですが、翌日、判明しました。
 家に、ここが監修した袋麺がストックしてあった。
 ただしこちらは、同じ柚子塩らーめんでも“冷やし”。お店に寄った翌々日が賞味期限だったため、昼食に母といただきました。
 スープは冷製に対応してますが、味はほぼお店の柚子塩らーめんと一緒。麺の強めのコシまで一緒でした。やはり爽やかな味で、ふだんは私以上に食の細い母が、スープを飲み干すくらいお気に召したようなので、たぶんうちではときどき食べることになるでしょう。

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