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『ターングラス -鏡映しの殺人-』 ガレス・ルービン/越前敏弥[訳] 判型:四六判上製 版元:早川書房 発行:2024年9月25日 isbn:9784152103628 価格:2750円 商品ページ:[amazon/楽天/BOOK☆WALKER(電子書籍)] 2025年3月14日読了 |
1881年のイギリス、若き医師シメオン・リーが、親戚である司祭オリヴァー・ホーズを冒した病と、館に暮らした人々の悲劇の謎と対峙する〔エセックス篇〕、1939年のアメリカ、売れない俳優のケン・コウリアンが、ふとしたことで知り合った、大統領候補の息子オリヴァー・トゥックの死と、彼が遺した小説を巡る謎を探る〔カリフォルニア篇〕、《テート・ベーシュ》と呼ばれる、本を反転させて読む趣向で、時代を超えた物語が交わっていくミステリ。 日本では裏表紙の側にバーコードを刷ることが決まっているため、見た目は〔エセックス篇〕が主、ひっくり返して裏表紙のほうから読む〔カリフォルニア篇〕が従のような印象を受けてしまう。しかし実際は、どちらから読んでもいい、ということだったので、私はあえて〔カリフォルニア篇〕から読んでみた。 |
ガレス・ルービン/越前敏弥[訳]『ターングラス -鏡映しの殺人-』

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