book 読了報告 マイケル・スレイド『暗黒大陸の亡霊』(文春文庫/文藝春秋) 先月、最初のうちは読書に比重を置こうと、破天荒で厚みのある本格ミステリを読む気になって本書を手に取ったのですが、けっきょく映画を観る本数も例年より多くなり、分厚さゆえに手こずって... 2009.03.04 bookdiary
book 泡坂妻夫氏、逝去。 『11枚のとらんぷ』や亜愛一郎シリーズといった仕掛けをふんだんに凝らしたミステリや、職人の世界をテーマにした小説を著してきた泡坂妻夫氏が昨日逝去したそうです。近年は短篇や捕物帖が多かったようで、出来れば現代物の大作をまた読ませて欲しかった。... 2009.02.04 bookdiary
book 『悪魔の手毬唄』 というわけで、すっかり正月の定番となった感のある、稲垣吾郎版金田一耕助シリーズ最新作は、手毬唄に見立てた連続殺人。 せっかくなので原作を再読しようと、出版芸術社から刊行された横溝自選傑作選を手に取ったのですが、読むタイミングが悪くまだ冒頭1... 2009.01.05 bookdiarydrama
book 『福家警部補の挨拶〜オッカムの剃刀〜』 大倉崇裕氏が『刑事コロンボ』のひそみに倣って執筆した福家警部補シリーズが、永作博美という理想的な主演女優を得てドラマ化、本日放映されました。あまりにもイメージに合っていたので、密かに楽しみにしてました。 そもそも非常に丁寧な倒叙推理に仕上が... 2009.01.02 bookdiarydrama
book 『福家警部補の挨拶〜オッカムの剃刀〜』 大倉崇裕氏が『刑事コロンボ』のひそみに倣って執筆した福家警部補シリーズが、永作博美という理想的な主演女優を得てドラマ化、本日放映されました。あまりにもイメージに合っていたので、密かに楽しみにしてました。 そもそも非常に丁寧な倒叙推理に仕上が... 2009.01.02 bookdiarydrama
book 読了報告 アプトン・シンクレア/高津正道、ポール・ケート『石油!』(平凡社) 購入直後に手をつけて、実に半年近く費やしてやっと読了。むろんずっととっかかったままではなく、あまりに退屈なので途中幾度も浮気して半分あたりで完全封印、先月末あたりから再開... 2008.10.14 bookdiary
book 読了報告 ジョゼ・サラマーゴ/雨沢泰『白の闇』(NHK出版) きのう一日は作業を進められる状態ではなく、かといって無為に過ごすのは癪に障るので、早めに読んでおきたいけど手こずりそうな本を選んで一気に片付けました。来月22日に日本公開予定の映画『ブラ... 2008.10.08 bookdiary
book 『幽体離脱殺人事件』 病院で発生した立てこもり事件で人質になり、吉敷竹史らが救った森岡輝子という女性が、事件から4ヶ月後、伊勢から救いを求めてきた。「もうひとりの自分が人を殺してしまった」というのである。不可解な供述をする輝子を嘘つきだと断じ、ろくに取り合わない... 2008.10.06 bookdiarydrama
book 読了報告 東野圭吾『容疑者Xの献身』(文春文庫/文藝春秋) 買って一日で読み終わる、なんて最近は怪談本でしか経験したことのないパターンですが、予習のために頑張りました。そもそも東野作品は読みやすいんですが。 今更ながら初刊時の高い評価のわけが理解で... 2008.10.03 bookdiary
book あなたも倉庫ダイエットしてみないか。 来週末には『容疑者Xの献身』映画版が公開されます。テレビドラマのときは原作を読まずに楽しんでしまいましたが、さすがにこっちは先入観が出来る前に原作に触れておいたほうがいいだろう、と思い、一昨日から書籍を押しこんであるところに潜りこんでいたの... 2008.09.23 bookdiary