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惨劇はもう始まっていた。

TOHOシネマズ錦糸町 オリナスにて、大ヒットしたスリラーの前日譚『エスター ファースト・キル』を鑑賞。あの難役を同じキャストで再現し、衝撃もきちんと用意したことは評価する……けどやっぱり前作の壁は高すぎた。
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これぞ本格時代劇。

池波正太郎を代表するシリーズを豊川悦司主演で久々に映画化、依頼を受けて人を殺める鍼師の活躍を描く『仕掛人・藤枝梅安』を鑑賞。勧善懲悪を守りつつも深みのある、堂々たる娯楽映画。
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映画という“毒”に魅入られて。

スピルバーグが自身のルーツを反映した自伝的作品『フェイブルマンズ』を鑑賞。ただ「映画は素晴らしい」とだけ叫んでいる、わけではないから業が深い。
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『三茶のポルターガイスト』

数多の怪異が時を問わず頻発する本物の怪奇スポットは、東京の繁華街にあった――過去に押さえられた様々な怪異の記録のみならず、3日間に及ぶ撮影で怪現象を捉えることに成功した、驚異のドキュメンタリー。
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『三茶のポルターガイスト』公開記念舞台挨拶つき上映 at 池袋シネマ・ロサ。

驚異の怪異多発スポットを徹底取材、その偽らざる姿を記録した怪奇ドキュメンタリーを舞台挨拶つきで鑑賞。知ってはいたけど、やっぱりここはレベルが違う。
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『メグレと若い女の死』

パリの片隅で死んだ、身許不明の若い女。彼女は都会でどのように生き、如何に死んだのか? メグレ警視がその謎を追う。ジョルジュ・シムノンの小説をふたたびパトリス・ルコント監督が映画化。
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冷たい都会の闇に消える。

ジョルジュ・シムノン原作、パトリス・ルコント監督によるミステリ映画『メグレと若い女の死』を鑑賞。じわじわと浮き彫りになる女性の肖像が印象的な、味わい深い1本。
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いい癖も悪い癖も出てるのよ。

庵野秀明が往年の特撮ヒーローを独自の解釈で復活させた『シン・仮面ライダー』を鑑賞。噂通り庵野節が利きすぎて癖は強い。
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再起動初日は、午前十時の映画祭12最後の1本で。

病み上がり最初に観た映画は、稲垣浩監督が自らの作品を本来の姿へと蘇らせた『無法松の一生(1958)』。確かに悲しくも美しい名作、でもこの作品の素晴らしさが1943年の凄さを際立たせてもいる。
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優しさと情熱と歴史が刻みこまれている。

午前十時の映画祭12大トリ前の1本、戦時中に撮られた娯楽劇、放埓に生きてきた男の献身を描いた『無法松の一生(1943)』を鑑賞。鋏のあとも歴史を証明する、愛すべき傑作。