屍体を探しに行くのも何度目か。

 今週は急遽ワクチン接種の予定が入ってしまったため。スケジュールがやや狂ってます。特に午前十時の映画祭11は、通常プログラム切替直後の火曜日に観に行ってますが、接種翌日のため大事を取って後回しにしてしまった。
 ではいつ観に行くか。今回の作品で困っていたのはもう一点あって、上映時間がやたら早い。尺が短いせいもあって、朝いちばんに押し込みやすかったのでしょう、9時スタートはまだいいほうで、8時20分なんてのもある。こりゃあ諦めて早起きするかなー……と思ってたら、この土曜日だけ11時15分から上映になっていた。一般的な映画だと、こんどは終わり時間が遅くなってしまうのですが、この映画は88分なので、それでも13時前には終わる。ここが最適だ、と判断して、連日の映画鑑賞を決めました。
 劇場はいつも通りTOHOシネマズ日本橋。今日も晴れているので、自転車――は使わず、歩きました。ふだんは自転車か電車を使う距離ですが、ちょっと余裕を取れば充分歩いても辿り着く。実際、前に1回だけやっている。このところ歩きたい気分が増しているので、せっかくちょっと遅めだし、自転車は置いていきました。
 途中、生理現象に襲われ、施設内のトイレに駆け込むひと幕もありましたが、ほぼ想定通りの時間に映画館に到着。疲れた、といえば疲れましたが、それほどダメージもなかった。ちょっとずつ動く量を増やしているのが奏功したかも知れない。
 というわけで、切替1週間後にようやく鑑賞出来た午前十時の映画祭11今コマの作品は、スティーヴン・キングの小説を映画化、子供たちの冒険をリアルに、かつ瑞々しく描いた傑作スタンド・バイ・ミー』(コロムビア映画初公開時配給)。なんか何度も観てるはずなんですが、映画館ではまだ3回目らしい。
 何回観てもいい映画です。なにが起こるかもう解ってるので、初見のときほどの緊張はありませんが、そのぶんひとつひとつの出来事を噛みしめて鑑賞出来る。これはやはり子供たちが、小さな共同体の外にある世界を知り、大人になっていく物語なのです。けっきょく、友人たちの関係は続かなかったけれど、あれ以上の友達も存在しない。あのラストのひと言が、観返すほどに沁みてきます。

 鑑賞後は、またぞろ日本橋ふくしま館へ。今回もイートインに老麺まるやが来ているので、私としては選択の余地はない。しかし、土曜日は平日と違って、ビジネスマンが昼休みに訪ねてくるわけではなく、飲み比べの注文も多い。そのせいで回転が悪くなっているようで、ちょっと待つことになってしまった。
 きょうはカウンターにお土産用の麺も打っていたので、2食分買いました。ここのは一回、母に食べさせたかったのだ。
 帰りはさすがに電車利用。車輌に乗った途端、疲れが噴き出してきました……やっぱし、このところ歩いているとは言い条、いきなり挑む距離ではなかったかも知れない。

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