作業が大詰めです、が、そろそろ色々とバタついてくるので、きょう観るつもりでいた作品は後に回すとタイミングを逸する危険がある。尺は長くないし、気分転換も兼ねて出かけてきました……きょう２回目の枠を選んだので、出かけるまでに作業の続きや、日常のお仕事も片付けたうえでね。
徒歩にて赴いたのはTOHOシネマズ上野、鑑賞したのは、シリーズ最新作、子供しか受け入れないテーマパークの秘密にプリキュアか立ち向かう『デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ！』(東映配給)。……先週の封切り日に観ようか、と一瞬思ったんですけどね。連休に被っているのに気づいて、さすがに遠慮しましたよ。
しかし内容は、これをひとりで観に来る大人を肯定してくれるような感じ。子供向けを通しながら、ちょっと大人にも刺さる話です。
一時期の実験性は控えめになりましたが、テレビシリーズと同じ世界であり得る物語を、ちゃんと劇場版ならではの贅沢さで演出している。デリシャスフィールドってこの作品のためにあったとしか思えぬ。
惜しむらくは、楽しさとテーマ性を際立たせた結果、和実ゆいとコメコメ以外はいまいち存在感を発揮出来なかった点。序盤の遊んでいるくだりや、悩むゆいたちをサポートするべく随所で活躍はしてるんですが、キャラクターの個性は充分に発揮されてない。
毎回の発展ぶりを楽しんでいる身としては、もうちょっと工夫が欲しかったところですが、テレビシリーズと大きな違和感がなく、かつ超絶クオリティの映像が堪能出来るので文句はない。クライマックスのあたり、わたしの左後ろの座席から、女の子が本気で泣いてる声がしたので、たぶんストーリーとしても響く仕上がりだと思う。
今回、3DCGによるダンスパートはなくなりましたが、その代わりにオマケのような短篇が用意されてます。プリキュア映画が年１回になってしまったため、なかなか出来なくなった趣向もここでやってます。無理矢理感も否めませんが、楽しいので良しとしよう。
昼食は御徒町らーめん横町のわ蔵にしました。中本に行きたかったんですが、お昼時は常に列が出来ていて、時間がかかるのです。わ蔵の隣にある、まだいちども立ち寄ってないお店にしようか、とも思ったのですが――23日で閉店してました。縁がなかったらしい。
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