ある意味、猫好きの心を揺さぶる映画。

 昨日も記した通り、母が仕事に復帰しました。そして今日は久々に午前の出勤です。余裕を持って出たいから早起きする、というので、私も早めに家を出ることにしました……なにせ、日本ラーメン大百科をやっているあいだ映画鑑賞の拠点を新宿に移しているわけですが、なんでかどこも初回が早い。それゆえに、起きられるか迷っていたところなので、最悪母に起こしてもらえる、と踏み切ったわけです。けっきょく、ちゃんと自分で起きましたけど。
 一気に冷え込んできたものの、雨の気配はないので、今回も移動はバイク。出かけるのに余裕が取れたので、目的地であるTOHOシネマズ新宿からちと遠い駐車場でも問題なし――まあ、道中一部で混雑していたせいで、けっきょく劇場に着いたのはまあまあギリギリだったんですが。
 鑑賞したのは《マーベル・シネマティック・ユニバース》最新作、アベンジャーズ最強の戦士が、新たなチームとともに因縁の相手に臨むマーベルズ(字幕・3D・IMAX with Laser)』(Walt Disney Japan配給)
 ここ最近の《MCU》では異例の、2時間以内に収めた作品。それゆえやや窮屈な感はありますが、しかし冗長さもなく退屈する暇もなく楽しめる。ある意味、ここ何篇かのMCU作品ではいちばん親しみやすい“ヒーロー映画”に仕上がってるかも知れない。
 ただやっぱり、前提とすべき情報がけっこう必要なのはネックではある。何となく察しはつくように構成されてますが、咀嚼する間もなく話が進むので、ついていけなくなる人もありそう。
 しかし、その辺を可能な限り解り易く、そして今回初めて出てきた種族や物語についても、短い尺の中でうまく詰めこんであるので、意外なほど入り込みやすいし、スピード感もある。物語の規模の割にややクライマックスの戦闘が(趣向に富んでいるとは言え)こぢんまりしている欠点も、ドラマ性の確かさとカタルシスで補ってます。その辺からも、いい意味で手頃な仕上がり。
 しかし個人的に本篇は、ニック・フューリーが指揮する宇宙船にトラブルが生じたくだりの展開が素敵すぎて、あそこだけでわざわざ映画館で観た甲斐があった、と思ってます。ひとりで馬鹿笑いしてしもうた。

 鑑賞後は例によって大久保公園に赴き、日本ラーメン大百科を楽しんできました。冷え込む中、屋外での食事はちょっと辛いな~、と思ってたら、テントの外周に透明のカーテンが張ってありました。お陰で風が入りにくくなってるし、テント内に設置されていたヒーターの暖気が逃げなくなってます……まあ、その代わりに、陽射しが強い昼間は暑くなるリスクも孕んでますが、もうさすがに気温も極端には上がってこないだろうし、丁度いいところでしょう。
 食後は紀伊国屋書店に寄り道し、ちょこっとだけ買い物したあとでバイクを出し、帰宅。

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