日本ラーメン大百科6杯目は、スープ割りまで美味しいつけ蕎麦。

 昨日の映画鑑賞のあと、例によって大久保公園へと赴き、昼食がてら日本ラーメン大百科に臨みました。
 この日もパンフレットを元に、チェックはしてある。ただ、それでも現地で気分が変わらないか、ひととおりは巡ってみる……なぁんとなく揺れるものはありましたが、けっきょく当初狙っていたものを選ぶことに。

特級鶏蕎麦龍介の龍介つけ蕎麦、トッピングは味玉。
特級鶏蕎麦龍介の龍介つけ蕎麦、トッピングは味玉。

 この日の1杯は特級鶏蕎麦龍介の龍介つけ蕎麦。なんでこれを選んだかって、味がいちばん気になったのも確かですが、もともと大つけ麺博なのに、この日はつけ麺がここだけだったせいもある。ラーメンはもちろん大好きだけど、そもそもこんなにラーメンばっかり食べるようになったのも、つけ麺博がきっかけだったし、あえてつけ麺を提供するところを優先してしまいたくなる。トッピングは毎度ながらの味玉。チャーシューとか色々あるけれど、私は基本これだけでいいの、これだけで。
 つけ汁は鶏を徹底的に炊き込んだらしく、どろりと濃厚。いわゆる豚骨魚介系ほどではないにしても、箸を差すだけでまとわりつく感じ。中にはネギがこれでもか、と散らされてます。麺は角切りの極太麺、ちょっと色味がブラウンなのは、何かしら練りこんであるのかも。神の舌ならぬ私には解りません。麺の方には長いメンマが1本と、たぶん鶏胸肉と鶏もも肉の2種類をローストしたと思しいチャーシューが載ってます。店頭やパンフレットの写真には添えられてる海苔がありませんが、これは勘弁してあげよう……屋外のイベントという性質上、風で飛ばされる危険があるからね。
 ひとまず麺だけ啜る……うん、美味しい。もっちりとして、堅すぎず適度に弾力がある。そしてほんのりと甘い。そしてこれをつけ汁に浸すと、やっぱり一気に濃厚なスープが上ってくる。濃厚だけど、あとを引きすぎず、後味はけっこうさっぱり。なので、基本的に食の細い私でも箸が進む。たっぷり浸して濃厚にしても、やっぱり尾を引かない。これには、多めにまぶしたネギも奏功している気がします。辛味と歯応え、爽やかさがより食を捗らせてくれる。
 2種類のチャーシューはどちらもムチムチだけど柔らかく噛みきれる適度な食感に、それぞれ風味が異なっている。胸肉は淡泊だけどいい箸休めになりますし、もも肉は肉の風味が凝縮された感じで、噛むほどに味わいが染み出てくる。つけ汁をソースのようにディップしてもいい。ちゃんとつけ汁の風味に合わせ、楽しみ方を演出してる。苦みと適度な歯応えを添えるメンマもちゃんと効いてます。
 トッピングの味玉はほんのちょっととろりとしている程度の、単独でも食べやすいしスープに浸しても味を乱さないちょうどいい具合。こちらもアクセントとして効いている。他のトッピングのチャーシューは、通常添付されているものとまた調理方法や味わいが違うっぽかったので、そっちも試してみたかったかも知れない。
 しかしいちばん嬉しかったのは、スープ割りです。今回の日本ラーメン大百科に出ているつけ麺は、オペレーションの都合もあるのか、あまりスープ割りを提供していない様子でしたが、ここはちゃんと専用のスープ割りが用意されている。割りスープ自体は一般的な鰹出汁のものと思われますが、薬味としてネギだけでなく、たぶんゆずの皮を細かく刻んだものを投じたのが効いている。ネギの辛味に柑橘系の皮の苦みと酸味が、そうでなくても啜りやすくなったつけ汁を更に口に運ばせてしまう。程よくなった鶏だしの風味に、この辛味、苦み、酸味のアクセントの波状攻撃でまったく手が止められず、とうとうつけ汁まで飲み干してしまった。
 多くの店舗に参加してもらうため、品目をつけ麺に限らなかったことに文句はない。それでも、いちおうベースが大つけ麺博である、ということを知っていると、やっぱり美味しいつけ麺が欲しいのです。なので、何だかんだ言いつつ私が今年、このイベントで食べてるのも2/3がつけ麺、というのが現状ですが、ややひねりがあったりクセが強いものがほとんどだったなかで、久々にスタイルは主流のつけ麺、味わいとトッピングに店なりの工夫がある、という具合に、いちばん欲しかったタイプのつけ麺をようやく食べられた気分。どうやらイベント専用のメニューではなく、店舗でもほぼ同様の商品を提供しているようなので、機会があれば食べに行くかも……土浦に行く用事はあるだろうか……?

級鶏蕎麦龍介入口に掲示された商品案内。
級鶏蕎麦龍介ブース入口に掲示された商品案内。

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