消耗品軍団よ永遠に。

 昨年末で観たかった映画の宿題も消化しきれてませんが、昨日には早くも今年最初の映画封切りがあり、またしても観たい映画が増えてます。心残りを減らしておくためにも、今日は新作を拾ってきました。
 映画の上映開始は11時10分、陽気はバイクで出かけてもいい具合でしたが、なにせ行き先は有楽町、最安値の駐車場はとっくに埋まっている可能性が高い。そこで手間取るのは嫌なので、本日はバイクを利用しました。
 劇場は丸の内ピカデリー。鑑賞したのは、アクションスターが勢揃いする人気シリーズ久々の最新作、新たな布陣で陰謀と対決するエクスペンダブルズ ニューブラッド(字幕・Dolby Cinema)』(松竹×Pony Canyon配給)
 どうして久々になったのか、は現時点で私は知りません。ただまあ、収益とか様々な衝突があった可能性はある。もともとの旗振り役だったスタローンも出てはいますが、主演はジェイソン・ステイサムにバトンタッチ、しかもステイサムは製作にもクレジットされている。その辺りで察しは付きますが、実質ステイサムの映画です。冒頭から見せ場はステイサムがかっさらうし、本格的な物語に入ってからも、ステイサムが本体とは別に単独行動を取らざるを得ない分、明らかに見せ場が多い。ゆえに、アクション・オールスター・ムービーとしての味わいは少々損なわれている。トニー・ジャーとの共闘や、悪役として気を吐くイコ・ウワイスは見応えがありますが、ドルフ・ラングレンやミーガン・フォックスとかの活躍に期待しているひとはだいぶ物足りないと思う。
 そして、映画としてのスケールもいささか残念。なにせ、ゲームで言えばステージにあたるものが実質ふたつしかないのです。そのぶん、クライマックスの舞台は隅々まで味わい尽くしてますが、旧作と比較するとどうもスケールダウンの感が否めない。
 ただそれでも最低限、シリーズとしての矜持は保っている。戦いしか知らない奴らの熱い絆、容赦のないヴァイオレンス描写、そして結末のカタルシス……個人的に、このカタルシスの趣向についても引っかかるところはあったんですが、少なくとも一定の約束を守り、シリーズらしい爽快感を演出していることは評価出来る。
 いい点数はあげられないけれど、その意気込みは認めてあげたい。あと、アクション・オールスター・ムービーである以上に、ステイサム目当てで観ている私はそんなに不満はない。
 なお、最近の報道に寄れば、監督はこれがシリーズの完結篇になる、と発言しているらしい。

 映画鑑賞のあとは、まずガード下のうどん・そばのお店に赴き、今年初のカレーうどんをいただく。それから、TOHOシネマズシャンテに赴き、このあいだ錦糸町で売り切れていた『PERFECT DAYS』のパンフレットのみ購入。日比谷シャンテ地下の日比谷しまね館で我が家が愛飲しているざら茶だけ購入して帰宅。

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