午前十時の映画祭15、全ラインナップ発表。

午前十時の映画祭15 デジタルで甦る永遠の名作
午前十時の映画祭15 デジタルで甦る永遠の名作

 年末年始に火曜日ごとに小出しにしたあと、よーやく全作品の発表に至りました。引っ張られた。
 予めアンケートを実施していたくらいですから、当然のように全作品、この映画祭でいちど上映済のもののみ。では、どのくらいアンケートで上位に上がった作品が入っているか、確認してみましょう。タイトルの後ろに○がついているのが、午前十時の映画祭15上映予定作品です。

第1位 バック・トゥ・ザ・フューチャー
第2位 タイタニック
第3位 2001年宇宙の旅 ○
第4位 ニュー・シネマ・パラダイス ○
第5位 七人の侍 ○
第6位 サウンド・オブ・ミュージック
第7位 レオン 完全版 ○
第8位 アマデウス ○
第9位 風と共に去りぬ ○
第10位 E.T. ○
第11位 時計じかけのオレンジ ○
第12位 羊たちの沈黙 ○
第13位 エイリアン ○
第14位 ショーシャンクの空に ○
第15位 トップガン ○
第16位 砂の器 ○
第17位 ローマの休日 ○
第18位 シザーハンズ ○
第19位 パルプ・フィクション ○
第20位 ターミネーター2 ○
「午前十時の映画祭15」リクエスト集計結果発表!!より引用

 1位と2位が上映されないじゃん

 引用元を参照していただければ、“作品の権利や素材の状態により、得票数の多い作品から順に選定されるものではありません”と確かに書かれている。とはいえ、これはちょっと意外でした。
 もっとも、この上位2作品は、確かにちょっと厳しいかも知れない。
 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は出来れば3部作すべてかけたいけれど、そうすると3つ枠を埋めてしまう。それに、この作品は近年、再評価著しく、再上映はもちろん、ここに来て新たな吹き替えで地上波放送も行われている。あえてこの映画祭でかける意味はちょっと乏しい。『タイタニック』については、再来年が公開30周年にあたるため、ジェームズ・キャメロン監督がまたぞろブラッシュアップを行うため、一時的に上映許可を出すのを控えてる可能性がある。
 上位入選作でもう1本、ラインナップから漏れていたのが『サウンド・オブ・ミュージック』でした。ただこっちも、製作・公開から今年でちょうど60周年という節目でもあるので、また別に上映企画があるのかも知れません。そう信じて待ってみましょう。
 しかし、上映できない作品がある可能性を示唆しつつ、20位までの作品のうち17本も採り上げられたのは見事だと思う。20位までに加わっていない作品8本も、『アラビアのロレンス』、『ベン・ハー(1959)』、『八甲田山』、『ゴッドファーザー』、『天使にラブ・ソングを…』、『メリー・ポピンズ』、『ウエスト・サイド物語』、『スタンド・バイ・ミー』と、映画としての風格、或いは魅力に富んだものばかりで文句がない。
 個人的には未だ、この映画祭で『セブン』をかけて欲しいと思ってますし、『市民ケーン』がかかってないのはおかしいと思ってるので、2026年度にも繋がって欲しい。なので、2025年度もコンプリートを目指します……私自身の身辺上の都合で、スケジュールを組むのが難しくなる可能性が高まってるんですが、ローテーションを変えてでも対応していくつもり。

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