いったい西暦何年の映画や。

 チャールズ・チャップリンの代表作『黄金狂時代』が4Kレストアされ、来月27日に全世界同時、そして1日限りの劇場公開を実施する、という情報を得て、スケジュールはどうなるのか、東京での上映館であるヒューマントラストシネマ有楽町のサイトを観に行ってみた。
 ただ、昨晩時点では、目当ての情報について掲載はなかった。その代わり、別に気になる作品を見つけてしまった。
 タイトルは『キムズビデオ』。ニューヨークにあったマニアックな作品を多く所蔵するレンタルビデオ店が閉店する際、社長キム・ヨンマンはイタリア、シチリア島にある村にすべて譲渡することにを決める。しかし、営業当時の会員だったデイヴィッド・レッドモンが数年後に現地を訪問したところ、杜撰な管理によってコレクションが危機に瀕しているのを知り、救出するための計画を立てた。で、このレッドモンが共同監督となり、一連の経緯をまとめたのがこの映画らしい。
 ドキュメンタリーとありますが、フィクションであっても興味を掻き立てられる内容。ちょっと映像を観てみたくなったので、映画館のサイトにリンクされた、公式サイトに飛んでみた。

『キムズビデオ』公式サイトへのリンク。

 ……開いたとき、なんかの間違いかと思いました。阿部寛のホームページなみに軽くて、だいぶ黎明期のホームページっぽい。バナー配布してるサイトなんかすっっっごい久しぶりだ。
 たぶん、背景となるコレクションの年代を考慮して、往年のホームページ風に作ったのでしょう。趣向としては悪くない。
 悪くない、けど歯がゆい。だって私、予告篇を観たくて公式サイトを辿ったのに、様式的に予告篇が合わない。実際、置いてない。
 海外の映画情報サイトから探せば、英語版の予告篇は鑑賞出来る。けど、なんか悔しいので、あえて予告は観ない。公開時に忘れてなければ、予告篇すっとばして本篇を観る。実際、惹かれる題材なのは本当のことだし。

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