きのうはやけに、いいことと悪いことが入り乱れるみたいな1日でした。
スムーズに移動できて、現地でも理想的に運び、駐車料金なしで済んだ、というのは記した通り。
帰宅して、映画絡みでの不幸がひとつ発覚しました、『雨を告げる漂流団地』では入場者特典として、チェキ風フォトをランダムで配布している。中身が解らないよう銀色の袋に封入されているので、帰宅後に確認してみた。
……暗い表情の夏芽でした。
実際そういう場面が多かったのは事実ですが、こーいう体裁ならもっと明るい表情メインにしてくれてもよかったのではなかったか。なんだか釈然とせず、一瞬、微妙に気分が沈みました。
次のこれは、不幸と呼ぶべきか――購入したパンフレットを眺めているときに発覚した。場面写真付きでほぼ全篇のストーリーを掲載し、スタッフ・キャストの記事も豊富、デザインや一部の線画も収めている。最近のアニメ映画の定番である、ややお高めの1000円という価格設定ながら、普通ならその数倍くらいの価値がある内容……と思いつつ、ふ、と奥付を見て、あることに気づいて裏表紙をめくった。
――にせんななひゃくごぢゅうえん?!!!
驚いて、購入に用いた電子マネーの残高を確認しましたが、やっぱり1000円しか支払ってない。改めてパンフレットと思っていたものをよくよく調べると、タイトルに『スタジオコロリド公式ファンブック』と添えてある。どうやら、劇場のかたが通常のパンフレットと、このファンブックを勘違いしてしまったと思われる。たぶん、バーコードを読み取って販売するスタイルではなく、レジの商品名から選択して計算するかたちにしていたために、間違いやすい配置にあったか、そもそも通常のパンフレットと思いこんでいた公式ファンブックを入れてしまったらしい。
……悩みましたが、劇場に連絡しました。もし推測通りなら、あの時点で既に数冊、間違えて販売している可能性もあるし、これからも気づくまで損を出し続ける危険がある。返送ということになったら面倒だな~、と思いながらも、確認せずにはいられませんでした。罪悪感もあるし。
責任者と思しきかたに代わったあと、確認として数分後に掛け直してきた内容は、正しいパンフレットを郵送してくれる、というものでした。公式ファンブックについては、あちらが取り違えたので、そのまま持っていて構わない、とのこと。
有り難い……けど、正直、罪悪感は消えない。私に落ち度はない、と確信してても、手許の公式ファンブックを眺めると、申し訳ない気分になるのはどうしようもない。実際、映画を気に入った人間にとっては充実した内容なので、気になる方は買ってね。Amazonでも扱ってるので、たぶん一般書店にも置いてあります。
すぐに手配してくださったようで、これを書いている現在、既に正しい劇場用パンフレットが手許にあります。ファンブックは資料が充実しインタビューのボリュームが盛り沢山な一方、場面写真がふんだんだったり、別途にインタビューを起こしていたり、更にパンフレットならではの主題歌についての記事、物販の宣伝もあって、内容的にまったく被ってません。作品を気に入ったのなら両方手に入れて損はなさそう。
そしてもうひとつ、映画館から帰宅したときに起きている。
郵便物に、思いがけない招待状が入ってた。
封筒の送り主を見た時点でもしかして、と思い、開封してみれば案の定でした。若干怖じ気づく部分もあるけれど、たぶん貴重な機会なので、伺わせていただくつもりです。なんの招待状か、は秘密。そのうち書くこともある……はず。
こんな感じに、きのうの午前中で、やたらと感情を掻き乱されたのでした。終始としてはわりあいいいことが起きてるんだけど、なぜだか釈然としない……どう考えても大きいのはにせんななひゃくごぢゅうえんの罪悪感だろうな……。
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