異常がないのはいいことだ。

　月にいちどの、透析クリニックへの通院日です。
　気になっていたのは、採血の日が旅行のあと、体調を崩していた時期だったので、それがどう影響しているのか。そして、前回の診察の時にはデータが届いていなかった、検査の結果がどうなっているのか、でした。
　……どちらも、何の問題もありませんでした。
　旅行から帰った日、疲れすぎて１日サボった以外は、きちんと実施して体調を整えていましたから、血液検査の数値もすべて想定の範囲内に収まっている。先日実施した検査も、ほぼ適正な値に収まっているそうです。
　ゆえに、薬の処方も変更なし。こちらからは、体調不良の時期に風邪薬をだいぶ消費したので、その追加をしてもらう程度。あとは、別の診療のご相談がありましたが、これについては、諸々の事情を考慮して少し先延ばしにすることになり、結果、きょう強いて決めたのは、次回の診察日くらいでした。
　これといって異常がなく、透析をしている限りは普通の生活を送れる、というのが私にとっては一番の幸いです。毎月１回、こーやって異常がないのを確認して、安心するのも生活の中の儀式です。
　……と、私の方は問題なしでしたけど、クリニックの方では、自動ドアが壊れる、という問題が起きていた。採血を届けに来たとき、手で開けねばならない状態になっていて、後に業者が来る、という話だったのに、今日訪れたら、ドアに『故障のため、ご用の方は声をかけてください』と張り紙がしてあった。どうも、自動ドアが古く、部品がないため、すぐに対応出来ないらしい。実はこのクリニック、以前はパチンコ・スロットのお店が入っていて、恐らく自動ドアはそのときの設備のままだったのでしょう。施設で透析を受ける方には足が悪く、車椅子を使用している方も少なくないので、早く直るといいねえ。