深夜バス、乗り切りました。
結局、熟睡は出来なかったようです。……ようです、と曖昧な表現になったのは、随所で意識がなくなってるから。休憩場所ではほとんど毎回、目が覚めていたので、とろとろと眠り、スピードが落ちたところで覚めるくらいの睡眠だったのでしょう。
バス停は松江駅正面の道の途中。当初はひとまず朝食を摂るところを探すか、確保した宿に必要なもの以外の荷物を預け身軽になってから軽食を摂るか、のどちらかにするつもりでしたが、困ったことに雨が強い。バス停最寄りのコンビニでトイレを借りつつ軽食を買い、そのまんま、透析クリニックに赴くことに。ちょっと早いけれど、適当なところで朝食も食べさせてもらおう、と思ったのです。雨はすぐに落ち着いたものの、また強くなる可能性は大きいし。
結果的にこれが正解だったらしい。食事を摂って着替えをしたら、予定の時間がもう近い。このクリニックは大きく、同時に利用する患者さんも多いため、ベッドに行ってから透析を始めてもらうまでちょっと時間がかかる。ギリギリに来てたら、スタートがもっと遅くなってたかも知れません。
透析が始まると、近頃こういう施設透析は年に1回くらいしかないせいか、やや気分が落ち着かなかったようで寝付けませんでしたが、程なく眠れた……定期的に血圧測定で起きざるを得ないんですが、2時間はどそんな感じで睡眠を摂ったら、根不足感はだいぶ収まりました。そのタイミングで、透析を受けつつiPhoneを使ってここまで書いてます。
透析が済んだあとは、いったん宿泊するところに赴き、荷物だけ預けてもういちど移動……クリニックを出るときには止んでいたはずが、まごまごしている間に降り出し、宿に着く頃には小康状態となって、その後も私が食事をするつもりの麪家ひばりに向かうあいだパラパラと降っていたかと思えば、食事を済ませて、宿のチェックインが始まる頃まで、どう時間を潰すか思案して、最終的に松江城を反時計回りに一周することにしたあたりで、今度は晴れてきた。さっきは秋の虫が鳴いていたのに、気づけば蒸し暑くなり、松江城の鬱蒼とした林の中から蝉の鳴き声がしてくる。ちょっとしたカオスです。
宿に戻り、チェックインして部屋に入ると、とにかく備え付けのシャワーで身体を洗う――深夜バスという移動手段でいちばん困るのは、予定の組み方によっては、入浴が出来ないことです。バスを降り、食事を買って透析クリニックに直行したので、前日からここまで身体を洗ってないし、なんならヒゲも当たってない。マスクがあるから見えない、ったって限度があります。
とにかく身体を流し、ひと息ついてから、改めて宿を出発。またぞろ降り始めた雨に往生しつつ、松江城の石段を中程まで上がり、松江神社に隣接する興雲閣へ。ほぼぴったり開場時間でした。石段の方からチラシを入れた箱を前に、リュックをぶら下げた雪女が上がってくるのに気を取られてなければ、ぴったり会場入り出来たはず。
肝心のイベントについては、項目を分けて記します。今日は疲れて、書ききっても写真をつけたりして仕上げる余裕がなさそうなので、アップは明日になるかも。こう書いている現時点で、間もなく23時だし、早く寝たいし。
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