本日の見出し

ティキ

 きのう買い損ない、今日改めて購入してきたCDより。当初はジャコ・パストリアスの衣鉢を継ぐベース奏者として注目を集めていましたが、いまやジャンルの枠を取り払った独自の音楽を構築するミュージシャンという評価に変わりつつあるリチャード・ボナの最新アルバムです。主要な楽器をほとんどひとりで演奏し、アフリカの匂いを宿した独特なヴォーカルを重ねていく手法はそのまま、マイク・スターンやトニーニョ・オルタといったゲストを招いて、更にヴァラエティに富んだ演奏を聴かせてくれます。

 いま聴いているところなので、とりあえず見出しに引いたのは表題作。ボナの出身地カメルーンで使用されているドゥアラ語で“宝物”を意味するのだとか。

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