『イノセント・ラヴ』第一話

 2001年のクリスマス、秋山佳音は猛火の中に家族を失う。両親は死に、兄の耀司は両親を殺害した罪で少年刑務所に収容されてしまった。佳音は兄の無実を信じて健気に生き抜こうとするが、郷里の長野ではもはや穏やかに暮らすことが出来ず、人の多い都会――横浜へと居を移した。偽名を使い、経歴を偽って、ようやくクリーン・サービスの職を得た佳音は、見知らぬ人々の笑顔の写真を集め、心を和ませてひとりぼっちの生活に耐え忍ぶ。そんなある日、訪れたピアニストの家で、アルバムを盗み見ていたとき、こぼれ落ちた写真をポケットに入れようとしたところを、住人である長崎殉也に見咎められる……

 とりあえず、堀北真希が女の子の格好のままで出ずっぱりで内容がまとも、というだけで観ている価値があります私には。もーだから早くこういうのをやれと。

 周囲の人物の反応に細かく疑問は覚えるし、事件当時の主人公の年齢を思うと無理矢理にでも支援者がついていそうなものですが、まあその辺はケースバイケースゆえ、今のところ特に過剰に変なところはありません。ヒロインの立場が橘ので、女の子としてのまま、多彩な表情を示すことが出来るお陰で、ようやく堀北真希本来の魅力が発揮されているのも嬉しい。

 昼間、出演者が“衝撃の展開”と言っていたくだりは、正直まったく予想通りだったので別段驚きはしませんでしたし、むしろこの設定と人物配置なら当然の成り行きだと思いますが、そこまでも堅実な描き方をしていたので、初回としては納得です。ちゃんとした演技は初めて、という北川悠仁の演技が、垢抜けないながらいい雰囲気があったのがむしろ驚きでした。

 というわけで、ひとまず引っ掛かるところはなかったので、心配せずに鑑賞継続。むしろこの設定で、ちゃんと納得のいく落ち着きどころが見いだせるのかが気になりますが。

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