記憶を失くす前の話。

 本日も封切り映画の鑑賞のため、電車にて有楽町へ。ほんとうは昨日、映画を観に行ったついでにチケットを確保するつもりが、気分的に遠すぎたので取りやめにしてました。そのため、いつもよりちょっと早めに出かける……が、金曜日封切りというのは基本的に夕方以降の回が混むもので、朝一番だと問題なく入れます。まして、TOHOシネマズ日劇のなかで最大の1番スクリーンでの上映だったし。

 作品は、『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品、驚異的な治癒能力と鋭い3本の爪を備えたミュータント・ウルヴァリンの失われた過去を描いたアクション大作ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(20世紀フォックス・配給)

 シリーズにあった、迫害されるミュータントたちの苦悩や人間に対する憎悪、という主題はほとんど描かれていませんが、その分だけウルヴァリンの苦しみがストレートに描かれていて、なかなか渋みのあるドラマに仕上がってました。アクションもシンプルながら見せ場が多く、納得の出来。

 夏休み映画が一斉に終わる時期に来たせいか、明日もけっこうな数の作品が封切られますが、ちょっと慌ただしくなってきたので、映画鑑賞は少し絞り込もうかと思っております。更新が減ってもご勘弁を――まあ、既に日付指定のチケット確保しているものもあるし、毎週末に1本ぐらいは観るつもりでいるので、世間一般からすればよっぽどたくさん観ている、というペースには変わりないと思いますけど。

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