レンタルDVD鑑賞日記その213。

 大成龍祭で観られなかった作品回収、4本目はロー・ウェイ監督時代終盤のこれ。この前にジャッキーが他のスタッフと共に撮ったコメディ作『カンニング・モンキー/天中拳』に立腹したロー・ウェイ監督が、自分が本物のコメディを作ってやる! と息巻いて制作したものなんだそうですが……やっぱりロー・ウェイ監督作品でした。基本要素がほとんどいつも通り、話や描写に芯が通っておらず、アクションのアイディアも雑。題名にもある、秘伝書の精霊たちとジャッキーとの絡みがあるお陰で、確かに従来よりコメディ・タッチは出ているんですが、それを外したらまるっきりいつものロー・ウェイ作品。ある意味でブレのない人ではあった。

 これで、大成龍祭上映作品で鑑賞していないのは『ファイナル・ドラゴン』と『醒拳』だけになりました。……毒を食らわば皿まで。もう最後まで観ますわ。

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